寒い季節も日焼け止めが必要! 冬の紫外線の危険性とは
夏の外出時には、当然のように日焼け止めを塗りますよね。
それと同じように冬の外出時にも、日焼け止めの使用が必須だってご存知でしたか?
一見不必要に思える冬の日焼け止めがなぜ必要なのか、日焼け止めの選び方や塗り方などとあわせてチェックしてみましょう。
冬の紫外線ダメージの怖さとは
夏の紫外線が強いことは周知の事実ですが、実は冬にも紫外線が降り注いでいます。
冬の紫外線量は、夏の3分の1程度。「それぐらいなら気をつけなくても大丈夫なのでは?」と思ってしまいそうですが、紫外線ダメージはどんどん蓄積されていきます。
日焼け止めを塗らずに外出した場合、3日で夏の1日分の紫外線ダメージを受けることになるのです。
もちろんこれは単純計算によるもので、正確な数値ではありません。
しかし、冬の紫外線対策を怠っていると、シミやシワ、たるみなどを招く恐れがあることは、紛れもない事実といえるでしょう。
冬に適した日焼け止めの選び方&塗り方
デイリーシーンではSPF20・PA++程度のものを
冬の紫外線量は夏の約3分の1ですから、高SPF・PAの日焼け止めを使う必要はありません。
デイリーシーンであれば、SPF20・PA++程度で十分でしょう。
顔のUVケアには、日焼け止め効果のある化粧下地がおすすめです。
レジャーシーンではSPF50・PA++++程度のものを
スキーや山登りなどのレジャーシーンでは、強い紫外線が降り注ぎます。
ダメージをしっかり防ぐ必要がありますから、SPF50・PA++++程度で、汗や水に強いウォータープルーフタイプの日焼け止めを一時的に使用しましょう。
保湿をしてから塗る
冬の乾燥した肌にそのまま日焼け止めや化粧下地を塗ると、伸びが悪くて肌に負担をかけてしまいます。
また、乾燥した肌はバリア機能が低下しているため、紫外線ダメージを受けやすくなります。
事前にしっかり保湿を行い、うるおった状態に整えてから日焼け止めや化粧下地を塗りましょう。
室内や曇りの日でも日焼け止めを
肌のシワやたるみを引き起こす紫外線「UV-A」は窓を通り抜けるため、冬の室内でも油断は大敵です。
特に窓際やベランダに行くときは、事前にしっかりUVケアを行いましょう。
また、UVAは雲も通り抜けますから、曇りの日でも注意が必要です。
寒い冬は暖かい日差しが恋しくなるものですが、素肌に紫外線を浴びると、シミやたるみなどで悩まされることになります。
近い将来後悔しないために、冬の間も十分な紫外線対策を続けていきましょう。