美肌コラム|美肌ドクター

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化粧水の前後どっち? 効率を上げる美容液の塗り方

化粧水の前後どっち? 効率を上げる美容液の塗り方

肌のうるおいやハリを保ち、いつまでも若々しく美しい女性でいるためには日々のスキンケアが欠かせません。
とくに、シミやシワなどの悩みが増え始める年齢肌には、丁寧なスキンケアが必要です。化粧水や乳液などの基本アイテムに加えて、美容成分がたっぷりと配合された美容液を取り入れることが大切なポイントになります。
しかし、いくら美容液を取り入れても正しい手順や塗り方を守らなければ、せっかくの効果も半減してしまいます。
美容液の働きを十分に発揮させるためにも、正しい塗り方をチェックしましょう。

化粧水の前後どっちがいい? 美容液を塗る順番

美容液の効果をきちんと得るためには、スキンケアに取り入れる順番に注意が必要です。
製品によっても少しずつ違いはありますが、基本的にはクレンジングや洗顔をして肌を清潔にし、化粧水で肌を整えたあとに美容液を塗ります。
そして美容液をしっかりとなじませたあと、乳液やクリームなどで油分をプラスしてフタをするのが一般的です。

美容液はスキンケアの仕上げに使うものというイメージを持つ方もいますが、乳液やクリームを先に塗ってしまうと油分によって美容液がはじかれてしまいます。
せっかくの美容成分が肌になじまなくなり、効果が半減してしまうため乳液やクリームは最後に塗りましょう。
美容液の成分を肌にしっかりと行き届かせるためにも、美容液を丁寧になじませてから2~3分程度経ったあとに乳液やクリームを塗るのもポイントの1つです。

また、スキンケアのはじめに化粧水を塗ることで、肌に水分が補われて柔らかくなり、そのあとに塗る美容液がなじみやすくなります。
化粧水を塗るときには一度にバシャバシャと多くの量をなじませるのではなく、適量を少しずつなじませることが大切です。
やさしく化粧水を肌になじませ、ハンドプレスをして肌に水分を閉じ込めましょう。乾燥が気になるときには2~3回繰り返すのがおすすめです。

健やかな肌を保ちたい女性必見! 美容液の正しい塗り方

・手のひらで美容液を温める

美容液の効果を引き出すためには、肌に塗る前に手のひらで温めるのがおすすめです。
適量を手のひらに出し、両手をあわせて人肌でじんわりと温めていきましょう。
こうすることで肌へのなじみ方がアップします。

・顔全体にまんべんなく塗り広げる

顔全体にくまなく塗り広げるためにも、額・両頬・顎・鼻の5点に美容液を塗り、そこから顔全体に広げていきます。
美容液の塗り方は、顔の内側から外側に、下から上へと伸ばすことを意識するのがポイントです。

・気になる場所に美容液を足す

とくに乾燥やくすみ、シミ、シワなどが気になる場所には美容液を重ねづけしましょう。
目元や口元は年齢が出やすい箇所なので、二度塗りするのがおすすめです。
目元などのデリケートな部分に塗るときには、力を入れ過ぎないよう注意が必要です。
指の中でも比較的力が入りにくい薬指を使いましょう。

・手のひら全体でハンドプレスを

顔全体に美容液が塗れたら手のひら全体で顔を包み込み、やさしくハンドプレスをしましょう。頬や額、目元、口元などパーツに分けてハンドプレスをすると、ムラなくなじませることができます。
たるみが気になるフェイスラインなどをハンドプレスする場合は、下から上に持ち上げるようなイメージでおさえるのがおすすめです。

健やかな肌を保ちたい女性必見! 美容液の正しい塗り方

美容液は、大人の女性の肌に嬉しい働きをしてくれる心強いお助けアイテムです。
今回ご紹介した正しい塗り方で日々のスキンケアに取り入れて、健やかな肌をキープしましょう。

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