美肌コラム|美肌ドクター

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寝起きの乾燥肌の原因は? 朝までうるおいを保つ4つのヒント

寝起きの乾燥肌の原因は? 朝までうるおいを保つ4つのヒント

「夜しっかり保湿しても、朝には肌が乾燥してカサカサになっている」と悩んでいる方は少なくありません。そんな状態が続くと、乾燥によるシワやくすみ、肌のゴワつきまで招いてしまうもの。なぜ夜の保湿が朝の寝起きまで続かないのか、考えられる原因を改善方法と一緒に見ていきましょう。

寝起きの肌が乾燥する原因とは

間違ったスキンケア

いくら一生懸命保湿していても、スキンケア方法が間違っていれば、時間の経過とともに肌が乾燥してきてしまいます。たとえば洗顔で肌をゴシゴシとこすっていたり、熱いお湯で顔をすすいだりしていると、肌本来の保湿成分が流れ出し、いくら化粧品をつけてもカサカサに乾いてしまいます。
また、保湿効果が低い化粧品でのケアも、乾燥肌の一因になります。洗顔方法が間違えていないか、もしくは化粧品が肌質に合っているか、改めて見直してみましょう。

寝具との摩擦

寝ている間は、寝具に顔を少なからず密着させていますよね。触れている程度ならさほど問題はありませんが、枕や布団に顔をこすりつけているようなら要注意。寝具との摩擦で肌のうるおいが奪われ、朝の乾燥を招いてしまいます。特に横向きやうつぶせで長時間寝ている方は、頬やフェイスラインを枕に強く押し当てているため、乾燥しやすいでしょう。

寝室の空気の乾燥

皆さんの寝室の湿度は、どのくらいですか? もし40%以下なら、危険信号です。室内の湿度が40%以下になると、肌の水分が空気中に奪われやすくなり、乾燥肌の原因になってしまいます。

寝起きの乾燥を防ぐ4つの方法

洗顔方法を見直す

肌の乾燥を防ぐためには、まず洗顔方法を見直すことが大切です。洗顔料をしっかり泡立てたら、肌をこすらず優しく洗い、ぬるま湯で丁寧にすすぎ流しましょう。
お湯は32~35℃と、熱くもなく冷たくもない温度に設定することがポイントです。洗顔を正しくおこなうだけでも肌のうるおい度が変わるので、ぜひ試してみてくださいね。

保湿効果が高い化粧品を使用する

優しい洗顔を心がけても肌の乾燥が改善されないなら、保湿アイテムを見直してみましょう。まずは化粧水などの基礎化粧品を、高保湿タイプに変えることをおすすめします。乳液でカサつくようなら、より保湿効果の高いクリームに変えてみるといいでしょう。
もしそれでも物足りない場合は、保湿美容液をプラスすると効果的です。美容成分が凝縮された美容液を使うことで、より効率良くうるおいを補うことができますよ。

肌に優しい寝具を使う

頬やフェイスラインが乾燥しやすい人は、寝具の刺激が関係している可能性があります。特に化学繊維や凸凹の多い枕カバーを使っていると、肌に刺激が加わりやすいので注意が必要です。比較的肌に優しいといわれるシルクや綿の枕カバーに変えて、様子を見てみましょう。ツルツルとしたフラットな生地のほうが、刺激が少ないため安心ですよ。

寝室に加湿器を置く

寝室の湿度が低い場合は、加湿器を使って空気中の水分を増やしましょう。肌の水分が蒸発しにくくなるため、寝起きの乾燥を防ぐことができます。乾燥による喉の痛みが気になる方にも、おすすめの対策法です。ただし、加湿しすぎるとカビが生えやすくなりますから、湿度は60~65%程度にキープしてくださいね。

寝起きの乾燥肌の原因は? 朝までうるおいを保つ4つのヒント

寝起きの肌が乾燥しているとメイクのノリも悪くなり、憂鬱な気分になってしまいますよね。そんな残念な朝を迎えないために、スキンケア方法や睡眠の環境を、改めて見直してみてはいかがでしょうか。

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