美肌コラム|美肌ドクター

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化粧水とプラスαの保湿ケアが必要なわけ

化粧水とプラスαの保湿ケアが必要なわけ

化粧水は、肌に水分を与えてくれる重要な基礎化粧品です。しかし、化粧水だけのスキンケアでは肌のうるおいが満たされないことも。
健やかな肌を保つためには、化粧水に加えてプラスαの保湿ケアをすることが大切です。
この理由を、美容液やクリームを取り入れた正しい保湿ケア方法と一緒に再確認してみましょう。

化粧水だけでなく、美容液やクリームが必要なわけとは?

肌の水分が維持できない

化粧水をつけると、肌が生き返ったようにみずみずしくなりますよね。
しかし化粧水の主成分は水で、油分を与える力はありません。化粧水をつけただけでは油分の蓋がないため、時間の経過とともに水分が蒸発してしまうのです。
「化粧水だけのスキンケアでは保水ができても、保湿効果はほとんど得られない」と考えたほうが良いでしょう。

かえって乾燥の原因になることも

もともと乾燥肌にお困りの方の場合、化粧水だけのスキンケアだと、かえって肌の乾燥を招くことがあります。
その理由は、化粧水で与えた水分が蒸発するときに、角質層の水分も一緒に奪われる「過乾燥」が生じるため。元の状態より乾燥してしまうこともあるので、注意が必要です。

スキンケアの正しい方法&手順

ではここからは、化粧水、美容液、保湿クリームを使った正しいスキンケア方法をご紹介します。
肌のうるおいやハリをアップさせるために、改めて確認してみましょう。

STEP1.化粧水で水分を与える

肌に水分が蓄えられていると、美容成分が浸透しやすくなります。
化粧水は肌に水分を与えて、後に使う美容液やクリームの浸透力をサポートするものだと考えましょう。

① 洗顔後、適量の化粧水を手に取る
② 手のひらを使って、顔全体になじませる
※乾燥が気になる部分には、重ねてなじませましょう。

STEP2.肌の悩みに対応した美容液を

化粧水をつけたあとは、自分の肌の悩みに対応した美容液を使うと効果的です。
肌のハリをアップさせたい方、シミを防ぎたい方には、ビタミンC誘導体配合の美容液をおすすめします。

① 化粧水で肌を整えたら、適量の美容液を手に取る
② 気になる部分中心になじませる

STEP3.保湿クリームで水分を閉じ込める

肌の乾燥を防ぐためには、水分を閉じ込めるフタのような役割をする保湿クリームが欠かせません。
スキンケアの最後に使って、うるおいに満ちた肌をキープしましょう。

① 美容液をなじませたあと、適量の保湿クリームを手に取る
② 手のひらの体温で少し温める
③ ムラづきを防ぐために、おでこ、両頬、鼻、あごの5点に置く
④ それぞれ手で塗り広げる
※顔の内側から外側、下から上へつけると、たるみ予防にもつながります。

マスクによる肌荒れを防ぐポイント⑤:頬や口元の保湿を怠らない

化粧水はスキンケアに欠かせない重要なアイテムですが、美容液や保湿クリームなどを一緒に使うことでスキンケア効果が高まるといえます。
順序よくスキンケアを行って、内側から輝くような、みずみずしい肌に整えましょう。

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