肌のSOS! 見逃してはいけない肌の乾燥サイン
乾燥は肌トラブルをまねく原因となります。早めの保湿ケアが大切なのですが、なかなか乾燥に気づかないことも……。
「カサカサするな」と感じてから乾燥に気づくのでは、少し遅いかもしれません。
日常生活の中で気づける肌の乾燥サインがあるので、どのようなものか見ていきましょう。おすすめの保湿ケアも合わせてご紹介します。
肌の乾燥サイン①:メイクのノリが悪い
メイクが上手く乗らないと感じたら、それは肌が乾燥しているサインかもしれません。
肌の水分が不足していると、肌に化粧下地やファンデーションが上手く馴染まず、粉ふきしたり、ファンデーションが浮いてしまったりします。
メイクのノリが悪いと感じたら、シートマスクでパックをするのがおすすめです。
シートマスクをより効果的に使うタイミングは、お風呂上がりです。肌が温まり毛穴が開いているため、より保湿効果が上がります。また、シートマスクを温めて使うのもおすすめです。入浴後に使うのであれば、シートマスクを袋ごと湯船に入れて温めておくといいですよ。パック中はシートマスクの上からラップをするとさらに保湿効果がアップします。パック後は、乳液やクリームでフタをするのを忘れずに。
肌の乾燥サイン②:肌のテカりが気になる
皮脂でテカっているから自分は乾燥肌ではないと思っていませんか?
実はそのオイリー肌、乾燥が原因かもしれません。部分的に皮脂が浮いている、という人は要注意です。肌は乾燥すると、これ以上潤いを失わないように、体内から皮脂を分泌させ潤いを守ろうとします。
その仕組みを知らずにベタつきと勘違いして、あぶらとり紙などで皮脂をオフしてしまうと、さらに肌の乾燥は深刻化していきます。
部分的な脂浮きが気になったらそれは肌の乾燥サインです。
まずはしっかりと保湿を行ってください。肌が潤えば、過剰な皮脂分泌もなくなるでしょう。
保湿ケアのポイントとしては、化粧水などでたっぷりと水分を補給したら、その上から乳液やクリームでフタをして潤いを逃さないようにすることです。
肌の乾燥サイン③:入浴中、肌がかゆくなる
入浴中、肌にかゆみを感じたことはありませんか? そのかゆみも実は肌の乾燥サインです。
肌が乾燥状態にあるとバリア機能が低下するため、お湯やボディソープの刺激でかゆみを生じることがあります。
かゆみを感じたら、しっかりと保湿を行うことはもちろんですが、お風呂の入り方も見直してみましょう。
ボディソープの使いすぎは肌の乾燥をまねきます。また、タオルでゴシゴシと体を洗うのもよくありません。
ボディソープは適量をよく泡立て、手のひらで優しく洗うようにしましょう。
お湯の温度が高いと肌に刺激を与えることになるので注意してくださいね。入浴後はボディクリームでしっかり保湿を!
肌の乾燥サイン④:スマホが反応しづらい
「スマホのタッチパネルが反応しない……」それは肌の乾燥サインです。
スマホやタブレットのタッチパネルは、画面の表面を覆っている静電気が指先のわずかな水分に反応して操作が実行される仕組みを利用しています。
そのため、乾燥している指先では反応しないのです。これは早急に保湿ケアを行う必要がある状態で、指先だけでなく全身が乾燥している可能性が高いです。
ハンドクリームはもちろん、全身の徹底保湿を行ってください。加湿器を使って部屋の湿度を上げるのもおすすめです。
特に手荒れがひどいという方は、洗い物などの前に手に薄くワセリンを塗り、肌の表面を保護するといいですよ。
日常生活の中で気づける肌の乾燥サインをご紹介しました。
冬の乾燥肌対策を行うかどうかで、肌年齢が大きく左右されます。
当てはまる方は、今日から肌の保湿を念入りに行うようにしましょう。