老けて見える原因に! 目の下にたるみができる原因と対策法
加齢とともに目の下にできるたるみ。
たるみの下にできた影によって老けて見えてしまったり、ブヨブヨした下まぶたを煩わしく思う方も少なくないかもしれません。
でもどんなケアをすれば予防できるか、よく分からないというイメージがありませんか?
今回は目の下にたるみができてしまう原因と対策法を紹介します。
目の下にたるみができる原因
たるみは、まばたきの際に働く眼輪筋という眼球の周りを取り囲む筋肉が、疲労や加齢によって緩んでしまうことが原因で起こるといわれています。
眼輪筋が緩むと、眼球を支えたり目元全体の皮膚をキュッと引き締める力が弱まり、眼窩脂肪と呼ばれる目の周りの脂肪が前に飛び出し、たるみになるのです。
また眼輪筋が緩むと目の周りの体液の循環も悪くなるため、むくみが取れにくくなり脂肪が溜まり、一層たるみが進行してしまいます。
目の下のたるみ対策法
目の下のたるみをなくすには、目の周りについてしまった眼窩脂肪を取り、眼輪筋を鍛えて脂肪がつかないよう予防することが必要です。
具体的にはどのような方法があるのかチェックしてみましょう。
・脂肪を減らすマッサージ
たるみを進行させる眼窩脂肪を減らすには、目の周りをあたためて血行を良くし、マッサージを行うのがいいでしょう。
ホットタオルや、蒸気でやさしく目をあたためてくれるスチーマーなどを使い、熱で脂肪をほぐします。
その後は通常のスキンケアを行い、最後にアイクリームを使い重点的に目元のマッサージをします。
目の皮膚は顔の他の部分に比べて薄く繊細なので、中心から外側に向かって脂肪を押し流すようなイメージでそっとマッサージしましょう。
爪が伸びていたりすると、マッサージの際に思わず傷つけてしまうこともあるので、指を使わず、美容ローラーやスティックを使うのもいいかもしれません。
・眼輪筋トレーニング
パソコンなどで長時間目を使うことが多いと、一定の角度で眼輪筋が固まり血行が悪くなってしまいます。
目が疲れたと感じる前に、目をくるくるまわしたり、ぎゅっと目を閉じたり開けたりする運動を行い、固まらないようにしましょう。
また無意識に目が開きっぱなしになっていると、目が乾くだけでなく眼輪筋も固まってしまうので、普段からまばたきを忘れないよう心がけることも重要です。
さらに眼輪筋を鍛えるために、美顔器を利用する方法もあります。さまざまな機能のものがありますが、「EMS」という機能は電気刺激を与えることで筋肉を動かし眼輪筋の力をアップさせることが期待できます。
自分では動かしづらい部分の筋肉を、ピンポイントでトレーニングすることができるのでおすすめです。
ただし美顔器の中には、レーシックの手術を経験している人や、敏感肌の人は使えないものがあるので、注意が必要です。
今回ご紹介した方法でたるみのない、すっきりとした若々しい目元になれるよう目指しましょう。