美肌コラム|美肌ドクター

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メイクをしたまま眠ってしまった翌朝のスキンケア方法

メイクをしたまま眠ってしまった翌朝のスキンケア方法

忙しい毎日を過ごしていると、「メイクを落とさなきゃ」と思いつつも、ついついそのまま眠ってしまって、朝起きて「しまった」と思ったことは、誰しも一度は経験したことがあると思います。
皆さんご存じのとおり、メイクをしたまま眠ってしまうと肌に大きな負担をかけてしまいます。
そんなメイクをしたまま眠ってしまった翌朝のスキンケア方法や、注意したいポイントについてお話しします。

メイクをしたまま眠るデメリット

「メイクをしたまま眠ると一夜にして肌年齢が約1年増加する」といわれているほど、メイクを落とさないことのデメリットは大きいものです。

ます、ベースメイクに含まれている油分や皮脂が皮膚を長時間覆っていると、酸化して毛穴をふさいでしまいます。
毛穴にメイク汚れや古くなった皮脂が詰まった状態を放置すれば不潔になり、ニキビやふきでものにとって楽園のような環境になります。

さらに、アイメイクや口紅などのポイントメイクに含まれる色素の影響を受けて、くすみが生まれてしまうことも。
長時間放置したメイクが肌に大きな負担を与えて、水分を維持するための力が弱まってしまうこともあります。

すぐにメイクを落として保湿をしなければ、シワやくすみ、乾燥が引き起こされてしまうのです。

翌朝のスキンケアのポイント

メイクをしたまま眠ってしまった次の日は、まずはできるだけ早くメイク汚れや皮脂汚れを落とすことが大切です。
普段使用しているクレンジングを多めにとり、ポイントメイクから落とし始めます。

ポイントメイクがしっかりと落ちたら、ベースメイクを落としましょう。
クレンジングの洗浄成分をしっかりと落としたら、ホットタオルや入浴で肌の血行を高めることが大事です。
肌の血行が促進されると、肌ダメージからはやく立ち直りやすくなります。
肌を温めて毛穴が十分に開いたら、皮脂汚れを落とすために洗顔せっけんや洗顔料を使用します。
できるだけ肌にやさしい洗顔料を使用することがポイントです。

肌が温まっているうちに、保湿力が高いローションを使用してコットンパックをしましょう。
化粧用のコットンパフにたっぷりとローションをしみこませて、3分程度肌の上に放置します。
コットンが乾いてしまわないうちにパックを終えることが大事です。

翌朝のメイク方法や注意したいこと

翌朝のメイク方法や注意したいこと

ニキビやふきでものができてしまった場合には、患部を触らないようにしましょう。
そんな時のメイクは患部をさけるように行うことが必要ですが、仕事や外出する用事がある際にはそうはいきませんよね。
できるだけ肌に負担をかけない化粧品でメイクをしましょう。

油分の多いファンデーションは、毛穴を詰まらせるだけでなくニキビを悪化させる原因にもなります。
肌に負担をかけずにニキビの赤みを目立たなくするには、カラーコントロールがおすすめです。
緑や黄色などのベースカーラーとパウダーファンデーションを組み合わせるなどして上手にメイクを楽しみましょう。

また、シーツや枕カバーにメイク汚れが付着したままだと、翌日以降の肌にもダメージを与えてしまいかねません。
必ず清潔なものに交換してから就寝しましょう。

仕事や家事など、忙しい生活の中では肌をいたわってあげる時間もなかなか取れないかもしれません。
しかし、少しでも丁寧にケアしてあげることが美しい肌を保つためには大切なことなのです。

 

 

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