肌にやさしいクレンジングは“順番”が重要だった!?
クレンジングを行うときはどんなことに気をつけていますか?
水の温度や手の動かし方はもちろん大切ですが、肌への負担を減らすためにはクレンジングを行う”順番”にも注意することが重要です。
クレンジングの順番とは一体どのようなことなのか、詳しい手順とともにチェックしてみましょう。
クレンジングの順番が重要な理由とは?
毎日メイクをしている女性にとって、クレンジングは日常の習慣です。
すると自然に自己流の方法で行うようになりますが、そのときの順番が間違っていると知らず知らずのうちに肌に負担をかけている可能性があります。
一般的に、ファンデーションやチークなどのベースメイクに対し、目元や唇のポイントメイクは落ちにくいもの。
一度にすべてを落とそうとすると必要以上に擦る必要がある上に、クレンジング剤を肌にのせている時間が長くなります。
すると摩擦とクレンジング剤による肌の乾燥が生じてしまうのです。
また、マスカラなどの汚れが肌全体に広がることも肌への負担になります。
このようなトラブルを防ぐためにも、クレンジングをするときには順番を意識することが重要なのです。
肌にやさしいクレンジングの順番をチェックしよう
1. ポイントメイクを先に落とす
肌に極力負担をかけずにクレンジングを行うためには、まず目元や唇のポイントメイクから落としていくのがコツです。
力を入れて擦らずに、クレンジング剤とメイクをなじませるようなイメージでクルクルと円を描きましょう。
クレンジング剤で落ちにくい場合は、ポイントメイク専用のリムーバーを使用するという方法もあります。
コットンにたっぷりとリムーバーを含ませ、擦らずにすっと滑らせるようにして落としましょう。
2. 頬にクレンジング剤をなじませる
ポイントメイクの次は、範囲の広い部分から順番にクレンジング剤をなじませていきます。
顔の中では頬の範囲が一番広いので、大きく円を描くようにしてクレンジング剤を広げましょう。
全体に広がったあとは、小さくクルクルと円を描くようにして指を動かします。
意外と見落としがちなフェイスラインもしっかりとなじませてください。
3. Tゾーンにクレンジング剤をなじませる
頬の次は、額と鼻のTゾーンです。髪の生え際や小鼻の脇などは落とし忘れが多い部分なので、しっかりと意識してクレンジング剤をなじませましょう。
細かい部分は、力が入りにくい薬指の腹を使うのがおすすめです。
4. 口周り、顎にクレンジング剤をなじませる
範囲が狭い口周りや顎は、最後にクレンジング剤をなじませます。
口周りは他のパーツよりも皮脂の分泌が少ない部分でもあるので、時間をかけすぎないよう注意しましょう。
ただし、顎は毛穴が詰まりやすい部分です。ザラつきやベタつきを防ぐためにも、小刻みにクルクルと指を動かし、念入りにクレンジング剤をなじませてください。
クレンジング後、すすぎの順番にもこだわろう!
正しい順番でクレンジングを行ったあとは、同じ順番ですすぎ流していきます。
頬、Tゾーン、口元、顎と順を追って流していくことで、すすぎ残しを防ぐことができます。
このとき、バシャバシャと強く肌にぬるま湯をかけるのではなく、押し当てるようにやさしく流すのがポイントです。
クレンジングは日々の習慣だからこそ、間違った方法を行い続けていると少しずつ肌への負担が蓄積していきます。
いきいきとしたハリツヤのある肌をキープするためにも、今回の順番を参考にしてクレンジングを行ってください。