一気に老け顔に? 乾燥による「ちりめんジワ」の原因&対策法
乾燥が多い季節に発生しやすくなる「ちりめんジワ」。意外なことに、夏でも空調が原因で、ちりめんジワに悩まされる人が多いそうです。
目の下などに発生すると老けて見えることもあり、できることなら予防したいですよね。
今回は、そのちりめんジワの原因と対策方法をご紹介します。
ちりめんジワとはどんなもの?
通常のシワよりも細かく、目元によくできるシワのことを「ちりめんジワ」と呼びます。
和服などによく使用される「縮緬(ちりめん)」という布によく似ているため、この名前がつけられました。
ちりめんジワは、「表皮」「真皮」「皮下組織」の3層からなる肌の「表皮」にできるシワで、目元のほか、口元などの「皮膚が薄く、よく動かす場所」にできやすいことが特徴です。
ちりめんジワができる原因
気温が下がる冬場や夏のクーラーなどで身体が冷えると血行が悪くなるため新陳代謝がうまくいかず、皮膚の下の新しい細胞が誕生しにくくなってしまいます。
その結果肌内部の水分を保つ力が低下し、乾燥を引き起こします。乾燥が続き水分不足になった肌の表面は弾力を失い、ちりめんジワができてしまうのです。
また、ちりめんジワをケアせず放置しているとシワ同士がつながり、深いシワができてしまうことも。
本格的なシワを予防するためにも、気付いたときに早めのケアを行うことが大切です。
ちりめんジワの対策方法
化粧水を重ね付けして水分補給をする
表皮の水分量を高めることで、ちりめんジワの改善が期待できます。
化粧水をやさしくパッティングするように肌に浸透させ、うるおい補給をしましょう。
このとき1度ではなく2~3度化粧水を重ねてつけることで、より肌にしっかりと水分を与えることができます。
乳液・クリームなどで肌のうるおいを逃がさない
肌に十分な水分を与えたら、今度は乳液やクリームなどの油分でフタをしましょう。
化粧水をたくさんつけても、フタをしないままだと水分が蒸発してしまい、乾燥を引き起こしてしまいます。
セラミドやヒアルロン酸など肌のうるおいを保つのに有効な成分が入っているものを選んだり、目元のスペシャルケアとしてアイクリームを使用するのも、ハリとうるおいを保つのに効果的です。
ピーリングで角質ケア
肌を触ったときに表面がごわごわしていたら、古い角質が溜まって落としきれていない可能性があります。
そんなときはピーリング専用のジェルや洗顔料で古い角質を取り除いてあげると、化粧水などが浸透しやすくなり、保湿効果がアップします。
ただし、肌荒れしているときは悪化の恐れがありますので、避けたほうが良いでしょう。
日焼けも? その他のちりめんジワの原因
日焼けをすると表皮や真皮にダメージを受け、乾燥が進みちりめんジワや深いシワの原因になることも。このため紫外線対策をしっかりと行うことが大切です。
日やけ止めや帽子、日傘などでしっかりと紫外線をブロックしましょう。
さらに見落としがちなのが「体の内側のケア」です。最近では食生活の乱れやストレス、睡眠不足から肌のトラブルが発生する場合も多いのです。
規則正しい生活をすることで新陳代謝が正常化しやすくなり、肌の乾燥を防ぐことができます。
原因・対策を知って正しいちりめんジワケアを!
ちりめんジワに気付いたときは、早めに・継続してしっかり保湿を行うことで、肌を乾燥から守り、深刻化するのを防ぐことができます。
体の外側と内側からケアをしてあげることが美肌への近道ですので、できることから少しずつ対策を始めましょう!