その肌のくすみ……夏のせいかも!? 原因と対策方法をチェック
「春よりも肌が茶色くくすみがかっている気がする……」
このように、夏に鏡を見て肌に違和感を覚えたことがある方は多いのではないでしょうか。
夏は紫外線が多い季節であるために、肌がくすみやすくなっています。
透明感の高い美しい肌をキープするためには、紫外線対策をして“夏くすみ”を防ぐことが大切です。
そこで今回は、夏に肌がくすみやすくなる理由と、夏くすみを防ぐための対策ケア方法をご紹介いたします。
夏になると肌がくすみやすくなる原因とは?
先述している通り、夏は紫外線が多く降り注いでいる季節です。
その紫外線を浴びてしまうと肌の奥ではメラニン色素が生成されるため、肌が茶色っぽくくすんでしまうのです。
もちろんメラニン色素はターンオーバーとともに排出されていきますが、加齢や生活習慣の乱れなどがあるとターンオーバーの周期も乱れるために肌に蓄積します。
さらに紫外線を浴びることでも肌のターンオーバーが乱れるため、メラニン色素が生成される上に排出されにくくなるという悪循環が成り立ってしまうのです。
以上のことが夏に肌がくすみやすくなる原因です。
夏のくすみ肌を防ぐための対策ケア方法
日焼け止めをしっかりと塗って紫外線対策をする
メラニン色素の生成を防ぎ、ターンオーバーの乱れを防ぐためにも、紫外線対策は欠かせません。
外出時はもちろん、車での移動や洗濯物を干すときなども日焼け止めを塗りましょう。
とくに、1日中屋外にいるという場合は、汗で日焼け止めが流されてしまうことが考えられます。
2~3時間に1度のペースで日焼け止めを塗り直すことをおすすめします。
紫外線カットの日傘や帽子なども活用する
日焼け止めに加えて紫外線をカットする日傘や帽子、サングラス、カーディガンなどのアイテムを取り入れることも大切なポイントです。
このとき使用するアイテムは、UVカットなどの表記がしてあるアイテムを選びましょう。
質のいい睡眠をとってターンオーバーを整える
ターンオーバーを整えるためには、質のいい睡眠をとることが重要です。
毎日決まった時間に就寝するようにして早寝早起きを心がけましょう。
睡眠前はテレビやパソコン、スマートフォンなどを見ずに、照明を落としてリラックスできるムードを作ることがポイントです。
また、夏の夜は気温や湿度が高く寝苦しさを感じることがありますが、冷房や扇風機などを上手に使って、快適な空間を作ることも大切です。
夏でも保湿ケアをしっかりと行う
汗や皮脂の分泌が多いことから、夏は保湿ケアを怠ってしまう方も少なくありませんが、意外にも夏の肌は乾燥しやすくなっています。
水分不足や冷房の影響によって、肌の内側がカラカラに乾燥している場合があるのです。
このような状態ではますますターンオーバーが乱れてしまいます。
内側からうるおいに満ちた肌をキープするためにも、夏は化粧水などでしっかりと水分を与えたあと、さっぱりとしたテクスチャーの美容液などで栄養を補いましょう。
クリームのベタつきが心配という方は、薄くクリームを伸ばしたあとにティッシュオフをするのがおすすめです。
くすみやすい夏の肌には、紫外線ケアとターンオーバーを整えるケアが有効な対策といえます。
今回ご紹介したケアを取り入れて、夏の太陽に負けない輝く素肌を手に入れてくださいね。