美肌コラム|美肌ドクター

*

ほうれい線の原因は頬のたるみ! おすすめケア方法

ほうれい線の原因は頬のたるみ! おすすめケア方法

20代後半頃になると、ほうれい線を気にする方が増えます。
ほうれい線が深くなっていくと実年齢よりも老けてみえてしまいがちですよね。
気になるほうれい線を防ぐには、頬のたるみをケアすることが大切です。
今回は、ほうれい線と頬のたるみの関係やその改善方法をご紹介します。

ほうれい線の原因は頬のたるみ! 頬がたるむ原因は? 

ほうれい線の原因は、頬のたるみです。
表情筋は意識して鍛えていないと、加齢により衰えていきます。
とくに、顎の下にある「顎下骨(がくぜつこつ)筋肉」が衰えると、舌だけでなく頬を支える力も弱まってしまいます。
筋肉が頬を支えられなくなると頬はたるんで下へ引っ張られるので、ほうれい線もできやすくなるというわけです。

また、頬のたるみの原因は、加齢による筋肉の衰えだけでなく、紫外線を浴びすぎることも関係しています。
紫外線を浴びると活性酸素が生まれます。活性酸素は、肌のハリを保つコラーゲンやエラスチンにダメージを与えるため肌のたるみを引き起こすのです。
また、コラーゲンを作る繊維芽細胞まで紫外線に壊されることもあり、コラーゲンの生成能力が落ちてしまいます。
その結果、さらに肌のハリを保つことができなくなってしまうのです。

頬のたるみに効果的! 表情筋を鍛える「あいうー体操」

「あいうー体操」は、あごの下にある顎下骨(がくぜつこつ)筋肉を鍛える体操として知られています。
あいうー体操を毎日の習慣にして、効率的に鍛えていきましょう。
やり方は以下の通りです。

1. 口を大きく「あ」の形に開ける(10秒間)
2. 口を横に開き「い」の形にする(10秒間)
3. 口をとがらせ「う」の形にする(10秒間)

以上の3つでワンセットです。頬のたるみが気になる方は、今からでも始められる「あいうー体操」に挑戦してみてください。
実際やってみるとわかりますが、自分の顔の筋肉で衰えている部分や顔が凝っている部分がグッと伸びて気持ちよさを感じることができます。
毎日5セット程度行うと効果的だといわれていますが、あまりやり過ぎると表情筋を痛めてしまうこともあります。
はじめのうちは1日2~3セット程度からスタートしてみましょう。

紫外線から肌を守って頬のたるみやほうれい線を防ぐ

頬がたるむとほうれい線ができやすくなってしまうので、紫外線を防ぐことが大切です。
紫外線は3月頃から増え始めるといわれていますが、それは紫外線B波です。
紫外線A波は1年中降り注いでいます。
紫外線A波は窓ガラスを通過しますので、屋内にいる場合でも日焼け止めやUV対策効果のあるベースクリームを使うことが大切です。

紫外線から肌を守って頬のたるみやほうれい線を防ぐ

頬のたるみとほうれい線は別物のように思えますが、実は深い関係があったのです。
頬のたるみは、表情筋を鍛える体操で改善を期待することができます。
頬の部分が筋肉で支えられ上がりますので、ほうれい線の原因となる下へ引っ張る力が解消され、ほうれい線を防ぐことができるというわけです。
頬のたるみ予防は今からでもすぐに始められますので、試してみることをおすすめします。
また、肌のハリを維持するためにも紫外線対策も行いましょう。

 - スキンケア