美肌コラム|美肌ドクター

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今のうちにケア必須! 白ニキビの特徴とケア方法

今のうちにケア必須! 白ニキビの特徴とケア方法

「白ニキビという言葉を聞いたことはあるけれど、どのような症状なのかわからない」
という方もいらっしゃるのではないでしょうか?
今回は、白ニキビとはどのようなものか、そしてその原因や予防方法をご紹介します。

白ニキビの原因とニキビが進行する仕組み

肌にポツポツ現れるものが白ニキビで、ニキビの初期段階です。
毛穴に皮脂や老廃物が詰まると、肌がザラザラして毛穴の周辺にある角質が硬くなってきます。
この状態はまだニキビではありませんが、ニキビができやすい状態といえます。

やがて、皮脂や老廃物の詰まりは、毛穴の出口をふさぐように盛り上がってきます。
そして、毛穴が皮脂詰まりで栓をされたようになって、肌表面に小さな白っぽいブツブツができてしまうのです。これを白ニキビといいます。

この毛穴に栓をされた状態が続くと、排出されるべき老廃物や皮脂がどんどん肌内部にたまっていき、アクネ菌が増殖しやすい肌環境を作ってしまいます。
アクネ菌が増殖すると、白ニキビは炎症を起こしていわゆるニキビ(赤ニキビ)に進行していくというわけです。

白ニキビとその予防

白ニキビの大きな原因は、毛穴詰まりにあることがわかりました。
では、白ニキビに効果的な予防とはどのようなものでしょうか。

白ニキビ予防には、角質という古い肌細胞の蓄積をしっかり落とすことが大切です。
肌はターンオーバーによって古い細胞が剥がれ、新しい細胞が表面に表れます。
このターンオーバーが乱れると古い肌細胞がいつまでも肌表面に残り、角質となって皮脂詰まりを起こしやすくなります。

そのため、ターンオーバーを整えることが白ニキビ予防の第一歩。
ターンオーバーを整えるにあたって大切なのは、たっぷりの睡眠や栄養バランスのとれた食事、正しい洗顔、保湿などです。
睡眠が不足したり、食事の栄養素が偏ったりしているとターンオーバーが乱れてしまいます。

また、間違った洗顔方法も肌のターンオーバーを狂わせてしまうので、正しい洗顔方法が大切です。
では正しい洗顔とはどのようなものなのでしょうか。

白ニキビ予防のための洗顔方法

白ニキビ予防のための洗顔方法

ニキビの原因として肌の水分と油分のバランスが崩れて、過剰に皮脂が分泌していると考える方は少なくありません。
1日に何度も洗顔をしたり角質ケアをしすぎたりしている方も多いのではないでしょうか。

しかし、適切な量の皮脂や角質は肌に必要です。必要な皮脂まで奪ってしまうと、肌が乾燥して毛穴まわりの角質が硬くなりニキビができやすくなってしまいます。

正しい洗顔方法のポイントは、洗顔料をしっかり泡立てて優しく洗うこと。
手でゴシゴシこすると摩擦で肌がダメージを受けてしまいますので、手で顔を洗うのではなく泡で顔を洗うイメージで洗顔をしてみてください。

また、洗いすぎは肌に必要な潤いを奪ってしまいますので、何度も顔を洗う習慣のある方は洗顔の回数を朝と晩の1日2回に抑えましょう。

白ニキビは、肌の角質が硬くなってしまうとできやすいことがわかりました。気になる方は、一度肌を触ってみてください。
肌が硬く感じる方は、正しい洗顔方法を取り入れ保湿をしっかり行うようにしてみましょう。過剰な皮脂だけでなく、皮脂不足な肌もニキビができやすくなります。
洗顔の後はしっかり保湿をして、肌の潤いを保つことが大切です。

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