冬のほうれん草は栄養満点! 美容効果とおすすめレシピ
スープやソテーなど、さまざまな料理に活躍してくれる「ほうれん草」。
年間を通して野菜売り場に並んでいますが、旬は11月~2月の冬です。
この時期に収穫されたほうれん草は、甘みが増しておいしさ抜群!
さらに栄養も高まるため、健康に効果をもたらしてくれることはもちろん、美容にもうれしい効果が期待できます。
一体どんな栄養が含まれていて、どのような美容効果が得られるのでしょうか。
今回は、ほうれん草のおすすめ冬レシピとあわせてご紹介します。
女性にうれしい! ほうれん草に含まれる栄養と美容効果
・豊富な「ビタミン類」で肌の健やかさキープ
ほうれん草にはたくさんのビタミン類が含まれていますが、とくに注目したいのが「ビタミンA」「ビタミンC」「ビタミンE」の3つ。
ビタミンAは、肌にうるおいを与えて乾燥やニキビ、シワなどの肌トラブルを防ぐという働きがある栄養素。
ターンオーバーを促進させる効果も期待できるため、健やかな肌作りには欠かせません。
ビタミンCは、メラニンの生成を抑えて透明感のある肌に導いてくれる栄養素です。
シミやそばかす、ニキビ跡で悩む方には必須と言えるでしょう。
また、コラーゲンの生成を促すのもビタミンCの働きです。肌のハリやうるおいアップが期待できます。
ビタミンEは、エイジングケアに一役買ってくれる栄養素です。血行促進やターンオーバーを整える働きがあり、エイジレスな肌に導いてくれます。
ビタミンEも、シミやそばかすなどが気になる方が積極的に摂取したい栄養です。
・ダイエットにもぴったり「食物繊維」でお通じ改善
女性に生まれたからには、美しいボディラインをキープしたいと願う方は多いでしょう。
ダイエットを効率的に行うためには便秘の改善が欠かせませんが、ほうれん草には「不溶性食物繊維」と「水溶性食物繊維」という2種類の食物繊維が含まれているため、便秘の解消に期待できます。
つらい便秘によるポッコリお腹が解消されることはもちろん、腸内環境の悪化による肌荒れ対策にも最適です。
・ほうれん草といえばコレ「鉄分」
ほうれん草に含まれる栄養といえば「鉄分」が思い浮かびますよね。
鉄分は貧血対策に有効な栄養素として有名ですが、実は美容にもうれしい効果を発揮してくれます。
鉄分には、活性酸素を分解するという働きがあるため、年齢肌のケアにぴったり。
シミやシワ、たるみ、乾燥などのあらゆる肌トラブルを招くのが活性酸素ですが、鉄分を摂取することで肌を守ることができるのです。
寒い冬に食べたい! おすすめのほうれん草レシピ
・栄養を逃がさず摂取! 「卵とほうれん草のスープ」
ほうれん草に含まれる栄養素は水溶性のものが多いため、切って茹でると栄養が溶け出してしまうという特徴があります。
そこでおすすめなのが、ほうれん草の栄養をしっかり摂取できるスープです。
旬のほうれん草を温かいスープで食べれば、冬の寒さにも打ち勝てるはず! 毎日でも食べたい栄養満点スープのレシピをご紹介します。
<作り方>2人分
1. 鍋に、水500ccと中華スープの素小さじ2を入れ煮立たせる
2. 白ネギを刻み、1の鍋に入れる
3. 酒小さじ1・塩コショウ少々を鍋に入れて味を調える
4. 3~4cm程度にざっくりと切ったほうれん草を鍋に入れ、しんなりするまで煮る
5. 適量のごま油を鍋にまわし入れ、香りをつけたら完成
たくさんの料理で活躍し、栄養満点のほうれん草。
旬の間にたくさん食べて健康と美しさを手に入れましょう!
ぜひほうれん草のスープ作りにも挑戦してみてくださいね。