治りにくいうえに痛い! 芯がない「こもりニキビ」の原因とケア方法
「こもりニキビ」とは芯がないニキビのことで、中に膿が溜まって腫れる症状が特徴です。
小さなニキビとは異なり一度できるとなかなか治らず、痛みや熱感をともなうケースも少なくありません。
一体なぜ、こもりニキビができてしまうのか、気になる原因とできてしまったときのケア方法をあわせて見ていきましょう。
芯のない「こもりニキビ」ができる原因とは?
ニキビができると、「スキンケア方法に何か問題があったのかな?」と疑ってしまいますよね。
しかし、芯のないこもりニキビができる原因は、体の内側にあると言われています。
体内を流れる血液がドロドロになると、老廃物の排出が上手くできなくなり、こもりニキビを発生させてしまうのです。
血液がドロドロになる原因には、以下のようなものがあります。
・血行不良
・便秘
・ストレス
・睡眠不足
・偏った食生活
このように、生活習慣や食生活の乱れなどがこもりニキビの原因となります。
こもりニキビは一度できると治りにくいため、普段から生活習慣や食生活を見直して予防することが大切です。
こもりニキビができてしまったときのケア方法
・炎症を抑えるニキビ治療薬を塗る
実際にこもりニキビができてしまったときは、炎症が悪化しないようにニキビ治療薬を塗りましょう。
ニキビ治療薬はドラッグストアで購入できますが、できれば皮膚科で診察して適切な薬をもらうことをおすすめします。
・食生活を改善する
こもりニキビの原因となる老廃物を排出するには、血液循環を良くする必要があります。
そこで積極的にとりたいのが、血液をサラサラにする食品です。
以下のような成分と食品が血液をサラサラにしてくれるので、こもりニキビができたときは積極的にとるようにしましょう。
・ナットウキナーゼが含まれる「納豆」
・DHAやEPAが含まれる「青魚」
・クエン酸が含まれる「お酢」「レモン汁」
・ビタミンCが含まれる「柑橘類」「キウイ」
・ビタミンEが含まれる「かぼちゃ」「ナッツ類」
また、これらとは反対に糖質や脂質に偏った食事、添加物の多いインスタント食品、アルコールの過剰摂取などは血液がドロドロになる原因になります。
できるだけ控えめにして、バランスの良い食生活を心掛けましょう。
・便秘を改善する
便秘になると腸内に溜まった毒素が血液中に回り、こもりニキビが治りにくくなります。
普段から便秘がちだという方は、食物繊維や乳酸菌をとったり、腹部をやさしくマッサージしたりして排便を促しましょう。
ニキビを防ぎ、改善するためにはもちろん丁寧なスキンケアも大切ですが、体の内側に目を向けて食生活や生活習慣を正すことが重要になります。
今回ご紹介したケアにあわせてストレスや睡眠不足も緩和し、こもりニキビに悩まされない健康な肌と体を作っていきましょう。