汗が肌荒れの原因に!? 夏の正しい汗ケアとは
空気の乾燥などもあまり気にならない夏は、肌荒れしにくいと思っている方も多いですよね。
しかし実は、夏には夏ならではの肌荒れの原因があるのです。
その原因は、なんと「汗」。
そこで今回は、夏に肌荒れを起こしてしまう理由と、正しい汗ケア方法をご紹介します!
夏も肌荒れに負けない健やかな肌をキープしましょう!
夏は汗が刺激になることも
通常、汗が肌に大きなダメージを与えることは少ないですが、特に肌がデリケートな方の場合、汗が刺激となることがあります。
汗にはアンモニアや塩分が含まれているため、汗をそのままにしておくとかゆみや赤みが起こり、肌トラブルにつながってしまうことがあるのです。
汗をかくとかゆみが起こりやすくなるのは、肌がアルカリ性に傾いてしまうことが大きな原因です。
肌は通常弱酸性の状態。
そのおかげでバリア機能がキープされ、ちょっとした刺激にも耐えられます。
しかし、アルカリ性に傾いた状態では、肌トラブルを起こす細菌などから守ることができなくなってしまいます。
こまめな汗拭きがポイント!
夏の肌荒れを防ぐには、なんといってもこまめに汗を拭くことが肝心です。
ガーゼなど、柔らかい素材のハンカチやタオルを使って、やさしく抑えるようにしてふき取りましょう。
また、いつも清潔なものを使用することもポイントです。
あまりにもたくさんの汗をかいてしまって、べたつきなどがある場合は、濡らしたタオルなどを使用するのもおすすめです。
ひんやりとした感触が肌をクールダウンさせる効果もあります。
汗でヒリヒリ感を感じた時には濡らしたタオルを使ったほうが効果的でしょう。
低刺激のスキンケア商品を使おう
紫外線などによってダメージを受けやすい夏の肌は、意外とデリケートになりやすい状態です。
今まで使っていたスキンケア商品でも刺激となってしまうこともあるため、かゆみやヒリヒリ感を感じているときだけでも低刺激のスキンケア商品を使うようにしましょう。
せっかくスキンケアをしても、さらにかゆみが増したりヒリヒリするのでは意味がありません。
その時の肌状態にあったアイテムを使うようにしてくださいね。
紫外線対策も万全に!
紫外線はバリア機能が低下した肌には大敵です。肌が黒くなるだけでなく、乾燥の原因にもなってしまいます。
しっかりとケアをしているつもりでも汗をかくことで日焼け止めの効果は半減してしまうため、こまめに日焼け止めを塗り直して紫外線を受けないようにすることも大切です。
キチンと汗をかくことは体の自律神経を整えるのに必要不可欠なため、美容や健康にとってとても大切なこと。
常にクーラーなどに当たって汗をかかないようにするのではなく、ご紹介したような方法で正しくケアしていくことが重要です。
まだまだ暑い季節が続きます。今日からさっそく気を付けてみましょう。