キレイに治そう! ニキビ跡を残さないためのポイント
「ニキビは治ったのに、ニキビ跡がなかなか治らない」というケースは珍しくありません。
一度ニキビ跡ができてしまうと治りづらいとも言われており、ニキビ跡ができないようなケアが大切です。
今回は、ニキビ跡の種類とできてしまう原因、そしてニキビ跡を残さないためのポイントをご紹介します。
ニキビ跡の種類は大きく3つに分けられる
ひとつ目は赤みが残ってしまうタイプ。
これはニキビの炎症が悪化した後にニキビは治り、その赤みだけが残ってしまうケースです。
毛穴がうっ血することで毛細血管に何らかのダメージが起こるのが原因です。
ふたつ目は紫色や茶色のニキビ跡です。これは色素沈着が起こっている状態です。
いわゆる「シミ」といわれているものと同じで、ニキビがある状態で日焼けをしてしまうことも原因のひとつです。
最後は「クレーター」と呼ばれる、肌に凹凸ができるタイプのニキビ跡です。
ニキビをつぶしてしまうことや、ひどい炎症により皮膚組織まで破壊されることで起こります。
このタイプは改善が難しいと言われています。
ニキビ跡のケアは丁寧なスキンケアと皮膚科での治療を
ニキビ跡を作らないことが何よりも大切ですが、できてしまったニキビ跡を改善させるには、丁寧なスキンケアに加えて、皮膚科で行うケミカルピーリングやトレチノイン、コラーゲンの産生を促すような治療が必要になる場合があります。
特に凹凸のあるニキビ跡は一度皮膚科で診察を受けてみるのが良いでしょう。
ニキビの炎症が治まってきた色素沈着タイプのニキビ跡には、ケミカルピーリングやイオン導入、美白化粧品によるケアが効果的です。
スキンケアはなるべく油分の多いクリームなどは控え、水分での保湿を重視しましょう。
また、オイルクレンジングに代表される洗浄力の強いメイク落としは、肌のバリア機能が低下し、ニキビの悪化や乾燥を招く恐れがありますので注意が必要です。
そして紫外線もニキビの大敵です。
ニキビの炎症が強い時は低刺激の日焼け止め(ノンケミカルタイプ)を使用し、しっかりと紫外線対策を行いましょう。
生活習慣の見直しも重要
ニキビ跡改善、そしてニキビ予防には生活習慣を見直すことも大切です。
バランスの良い食生活を心がけ、ビタミンやミネラル、良質なたんぱく質を意識的に摂るようにしましょう。
また、十分な睡眠時間を確保することで、肌のターンオーバーを正常にし、ニキビができにくい健やかな肌作りに役立ちます。
適度な運動を取り入れて汗をかく習慣を身に付けることもおすすめです。
たくさん汗をかいた後は清潔を保ち、毛穴を詰まらせないようにしましょう。