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ブルーライトが日焼け・老化の原因に!? 今すぐ必要な対策方法とは

ブルーライトが日焼け・老化の原因に!? 今すぐ必要な対策方法とは

スマホやPCを長時間使用すると眼精疲労などの弊害がありますが、最近では「スマホ焼け・PC焼け」にも注意が必要だといわれています。スマホやPCの画面から発せられているブルーライトを浴びると、日焼けのリスクがあるといわれているのです。
さらにブルーライトは、肌の老化まで引き起こすことが明らかになっています。
ブルーライトはどのようなメカニズムで肌にダメージを与えるのか、対策方法と一緒に見ていきましょう。

ブルーライトで日焼けする!? そのメカニズムとは

ブルーライトは可視光線の1つで、紫外線のUVAに近い性質を持っています。
UVAは肌の奥深くにまで到達し、コラーゲンを作り出す線維芽細胞にダメージを与える紫外線として有名ですよね。
実はブルーライトもUVAと同じように線維芽細胞にダメージを与えることで、肌の弾力低下、たるみ、シワなどの老化を引き起こすのです。

また、ブルーライトはUVBを浴びたときのような色素沈着も引き起こす危険性があります。
メラノサイトを刺激する活性酸素が増えることで、メラニンの生成が促されてしまうのです。
その影響は意外と大きく、ブルーライトを8時間×4日間浴びた場合、20分の直射日光を浴びたときと同じダメージを受けるといわれるほど。
PCを使うデスクワークの方、スマホを長時間見てしまう方は、ブルーライトによる老化と日焼け、両方に注意が必要といえるでしょう。

今日から始めたい! ブルーライトの対策方法

ブルーライトカットフィルムを使用する

最近では、スマホやPCの画面に貼るブルーライトカットフィルムが市販されています。
スマホやPCを見る時間が長いなら、フィルムを貼り付けて肌へのダメージを減らしましょう。
ただし、画面に貼り付けるとディスプレイの色味が違って見えてしまうので、問題がないか確認したうえで購入されることをおすすめします。

ブルーライトカットアプリを使用する

スマホであれば、ブルーライトカットアプリが効果的です。
専用のアプリがあれば、ボタン1つでブルーライトを効率よく軽減できます。
フィルムを貼ることに抵抗がある方は、こちらを利用するといいでしょう。アプリならすぐに元に戻せるので、正規の色味を確認するのも簡単ですよ。

ディスプレイの輝度を下げる

PCの場合は、ディスプレイの輝度を下げることでブルーライトを減らすことができます。
輝度は、ディスプレイのボタン、もしくはPCの設定画面から調節可能です。
仕事などに支障がない程度に、下げておくことをおすすめします。

スマホやPCを見る時間を減らす

ブルーライトカットアプリや輝度を調節しても、ブルーライトによるダメージがゼロになるわけではありません。
少しでもダメージを減らしたいのであれば、スマホやPCを見る時間を短縮してみましょう。
「お風呂から上がったあとは、できるだけスマホやPCを見ないようにする」と決めるだけでも、老化の予防につながりますよ。

頬のハリを高めるケア方法

紫外線が肌に与える危険性はすでに有名ですが、ブルーライトへの認識はまだまだです。
何も対策を練らないと、「日光を避けるために室内で過ごしていたのに、ブルーライトで日焼けしてしまった……」と後悔することになりかねません。
ブルーライトの悪影響が現れるまえに、早め早めの対策を心がけていきたいですね。

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