美肌コラム|美肌ドクター

*

お風呂での洗顔には危険がいっぱい!? 肌トラブルを防ぐポイント

お風呂での洗顔には危険がいっぱい!? 肌トラブルを防ぐポイント

「夜の洗顔はお風呂に入ったついでに」という方が多いでしょう。
入浴中には汗をかきますから、顔まで洗ってサッパリしたいと思うのが当然ですよね。
しかしお風呂での洗顔には、いくつか注意を払うべきポイントがあります。
そのポイントを守っていないと肌が傷つき、トラブルを引き起こしてしまうことも。
肌荒れや乾燥トラブルを避けるために、お風呂で気をつけたい洗顔のポイントを確認してみましょう。

お風呂で洗顔するときの注意ポイント4つ

洗顔はお風呂から出る直前に

「お風呂に入ったら、まず洗顔をする」という方も少なからずいらっしゃるはずです。

しかし一番はじめに顔を洗うと、バスタイム後の保湿までの時間が空いてしまうため、肌の乾燥を引き起こしてしまいます。
肌荒れやかゆみなどの原因にもなりますから、洗顔は最後に行うようにしましょう。
お風呂から出る直前に洗うことで、洗顔から保湿までのタイムラグが短くなり、肌の乾燥トラブルを防ぐことができますよ。

ちなみにお風呂で洗う順番は、髪→体→顔がおすすめです。洗髪してから体や顔を洗えば、シャンプーやトリートメントのすすぎ残しも予防できます。

洗顔には32~35℃のお湯を使う

お風呂では、温かいお湯を使って髪や体を洗いますよね。個人差はあるものの、その温度はだいたい38~40℃といわれています。
しかし、洗顔にその温度のお湯を使うのはNGです。顔の皮脂が必要以上に流されて、乾燥の原因になってしまいます。
洗顔に適したお湯の温度は、32~35℃程度です。「少し冷たい」と思うくらいの温度ですが、うるおいを逃さないためにも注意してみてくださいね。

シャワーのお湯を直接当てない

顔を洗うとき、シャワーのお湯を顔に直接当てていませんか? 実はその方法は、肌荒れを招く原因になります。
シャワーの水圧は思っている以上に強く、肌にダメージを与えてしまうのです。
特にお風呂の中では、角質が水分を含んで柔らかくなっています。
その状態で水圧をかければ、角質が剥がれてバリア機能の低下を招いてしまうことも。顔を洗うときは手のひらに溜めたぬるま湯で、優しくすすいであげてくださいね。

お風呂上がりはすぐに保湿を

お風呂上がりは何かと忙しいものですが、浴室から出たら時間をおかずにすばやく保湿しましょう。
特に顔は皮膚が薄くて乾燥しやすいため、お風呂から上がって1分以内の保湿をおすすめします。化粧水をなじませた後、美容成分豊富なナイトクリームでうるおいを閉じ込めましょう。
もちろん体の肌も放っておくと乾燥してしまうので、ボディクリームなどでしっかり保湿してあげてくださいね。
体が乾燥しやすい方は、浴室から出る直前にボディクリームやオイルを塗ると効果的です。濡れた肌に油分を与えることで、みずみずしさをキープすることができます。

正しいスキンケアで、額のテカリを防止しよう!

お風呂での洗顔方法を見直して、もっとキレイな肌に!

お風呂は体を温めたり肌を清潔にしたりと、美容にとっていいことづくしです。
しかし顔の洗い方を間違えていると、せっかくのメリットを台無しにしてしまいます。乾燥知らずの美しい肌を保つために、お風呂での洗顔方法を見直してみてはいかがでしょうか。

 - スキンケア