冷房による寒さが肌トラブルを招く? オフィスで取り入れたい冷え対策
ムシムシとして暑さを感じずにはいられない夏を快適に過ごすためには、冷房の使用が欠かせません。
しかし、空調管理が自由にできないオフィスでは「冷房が効きすぎていて寒い!」と感じることもあるでしょう。
女性の場合、もともと冷え性で悩んでいる方も多いため、寒さを感じやすいもの。
とくに冷房による体の冷えは、美容面に大きなダメージを及ぼすことがあるため注意が必要です。
冷えによる美容へのダメージとは具体的にどのようなものなのか、オフィスでできる冷え対策とあわせて見ていきましょう。
冷房による冷えが肌荒れの原因に!
冷房によって体が冷えると血液のめぐりが悪くなり、臓器や細胞の働きが鈍くなってしまいます。
すると基礎代謝が低下するため、肌のターンオーバーが乱れて古い角質が肌に残りやすくなります。
古い角質が肌の表面に溜まってしまうと毛穴を塞いでしまうため、ニキビができやすくなるうえに、メラニン色素を蓄積させてシミの原因になることも。
基礎代謝が低下することで、肌への栄養が行き渡らなくなるため、さまざまな肌トラブルを引き起こしてしまうのです。
オフィスは1日の大半を過ごす場所ですから、冷えを我慢していると肌トラブルがどんどん悪化してしまいます。
冷房の設定温度を変えられない場合には、以下のような対策で冷えと肌荒れの両方を防いでいきましょう。
肌トラブルを防ぐ! オフィスでできる冷え対策
・首、お腹、足首を温める
首やお腹、足首には冷やしてはいけないツボが存在すると言われています。
夏は薄着をする機会が増えますが、オフィスではできるだけこの部分を冷やさないように気をつけましょう。
首には大きめのストールを巻き、お腹には腹巻きをつけ、足首には靴下やレッグウォーマーを着用すると、冷えを感じにくくなります。
・羽織りものを常備する
カーディガンなどの羽織りものが1つあるだけで、冷えを未然に防ぐことができます。
あらかじめオフィスのロッカーに入れておくか、バッグに小さく折り畳める羽織りものを常備しておきましょう。
UVカット効果のあるカーディガンを常備しておけば、ランチや外出のときにサッと羽織るだけで紫外線対策にもなります。
・ストレッチをする
長時間同じ姿勢をしていると、血流が滞って冷えを感じやすくなります。
時折働く手を止めて、ストレッチを行って血行を促してあげましょう。
血行促進のストレッチは、椅子に座ったまま行ってもOK。
つま先とかかとを交互に上げ下げしたり、上半身を後ろに向けて腰を回すだけでも血行改善が期待できます。
・温かいドリンクを飲む
夏はついつい冷たいドリンクに手を伸ばしがちですが、冷房が効いたオフィスではできるだけ温かいものを飲むようにしましょう。
ただしコーヒーを飲みすぎると、かえって体を冷やすおそれがあります。
ノンカフェインのハーブティーや、ジンジャーティーなどがおすすめします。
オフィスでの冷えは毎日のことだからこそ、きちんと対策をしておきたいもの。
冷えを放置していると肌荒れだけでなく、自律神経の乱れによる夏バテも招いてしまいます。
今回ご紹介した対策を取り入れて、夏をパワフルに乗り越えていきましょう。