美肌コラム|美肌ドクター

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原因は水分不足? 脂性肌の原因と改善方法

原因は水分不足? 脂性肌の原因と改善方法

「肌はテカテカで、ニキビもできやすいしファンデのノリも悪い……」
これらは「脂性肌だから仕方ない」と諦めていませんか?

でも、脂性肌となるのは遺伝的なもの、間違ったスキンケア、加齢などさまざまな要因が関係しています。
脂性肌の原因とその改善方法について紹介します。

脂性肌の原因とは

肌質には遺伝が関係している部分もあります。
遺伝によって皮脂腺が大きい場合、普通の人よりも多めに皮脂が分泌されるので脂性肌になりやすいものです。

しかし、遺伝だからといって諦めることはありません。
正しくスキンケアを行なえば、肌質を改善することも不可能ではありません。

なかには「勘違い脂性肌」というのも存在しています。
「乾燥肌」なのに「皮脂がたくさん出るから脂性肌」と思い込んでいるケースがあるのです。

さらに、加齢も脂性肌の原因となります。
これは肌の保湿力が弱まってしまうことが原因で起きる現象ですが、これにも改善方法はあるのです。

遺伝的脂性肌の改善方法

遺伝的脂性肌の改善方法

もし生まれつき脂性肌という場合、洗顔方法を工夫するだけで劇的に改善されることがあります。

まずは、洗顔料の使い方、洗顔時の水の温度に注意してみましょう。
洗顔時、すすぐときは人肌に近い温度の水で行ない、最後に冷たい水ですすぐようにすると、キレイに皮脂汚れを落としたあとで毛穴を引き締められますよ。

また洗顔料を使うとき、皮脂を落としたいがために力を入れてこすってしまうと、皮脂どころか肌を守るために必要なバリアを傷つけてしまい、肌荒れを起こす原因となります。
洗顔料がもっている洗浄力に任せるだけで充分に余分な皮脂が落ちていくので、泡を顔全体に塗る感覚で洗顔料を使うようにしましょう。

さらに脂性肌の方は「肌がベタつくから」とクリームや美容液などを使用しない方がいます。
しかし、これでは肌が「皮脂が足りない」と感じ違いして、余計に皮脂分泌を促してしまっている恐れがあります。
スキンケアの際は、肌馴染みの良いクリームや美容液で適度に保湿してあげましょう。

一方で普段の食事内容にも注意が必要です。
● フライなどの揚げ物
● バターや生クリーム、果物、砂糖をたくさんつかったケーキ
● 脂身の多い肉類
● アルコール
こういった食事に偏ってしまうと皮脂分泌が増えてしまいます。
皮脂分泌を促す食事を減らし、皮脂分泌の調整をしてくれるビタミン類を積極的に摂り、栄養バランスに気を使うようにしてください。

勘違い脂性肌の改善方法

「勘違い脂性肌」とは、実は乾燥肌なのに間違ったスキンケアによって過剰に皮脂が分泌されて「脂性肌」だと勘違いしている状態です。
乾燥肌の場合、肌の中に水分を確保することが重要になるのですが、間違ったスキンケアをしていると、水分がしっかりと補われません。それにより、肌を乾燥から守ろうと皮脂がさらに分泌されるようになります。

そのためスキンケアの際には、刺激が少ない成分で肌にうるおいを十分に与えられるアイテムを選ぶようにしましょう。
アルコールフリーなど肌に優しいものを選ぶことをオススメします。

さらに、リキッドファンデーションを控えるなどしてメイクを落としやすいものに替えてみましょう。
それによりクレンジング時の刺激が減り、肌の乾燥を防ぐことに繋がります。

これらのスキンケアだけでなく、毎日のストレスも脂性肌へと傾ける恐れがあります。
スキンケア方法を見直して、できる限りストレスを解消する。
脂性肌にならないために、まずはこれらを心がけてみてはいかがでしょうか。

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