ほうれい線予防のために心がけたい3つの生活習慣
ハリのある肌にキュッと上がった口角は、女性にとっていつまでもキープしておきたい若々しさの象徴です。
そんな望みを阻むのが、口元にできてしまうほうれい線。
一度できてしまうとなかなか改善されず、老けた印象を与えてしまいます。
ほうれい線予防は早め早めのケアが肝心です。
日頃の生活習慣を少し見直して、若々しい口元を保ちましょう。
十分な保湿と紫外線対策で乾燥を防ぐ
乾いた紙と湿った紙ではどちらのほうが折り目が付きやすいでしょうか?
もちろん乾いた紙ですよね。皮膚も同様に、乾燥しているほうがよりシワが深くなりやすい傾向にあります。
スキンケアの基本は保湿。化粧水やクリームでしっかりと肌に水分と油分を与えましょう。
また、紫外線はシミだけでなくほうれい線を深くする原因にもなります。
紫外線は肌を乾燥させ、真皮にまで到達してコラーゲンを破壊してしまいます。
たとえ部屋の中や曇りの日、冬であっても紫外線は容赦なく降り注ぎます。
遮光カーテンを使ったり、少しでも外に出る際には必ず日焼け止めを塗るようにしましょう。
バランスの取れた食事と適度な運動も大切
ほうれい線対策というとスキンケアに頼りがちですが、食生活や運動も実は大切。
肌の土台の役割を持つコラーゲンを守るためには、ビタミンやミネラル、アミノ酸などを日頃の食生活の中できちんと摂取することが必要になります。
また、女性の多くはカロリーを気にして脂肪分をつい避けがちですが、皮膚のハリを保つためには程よい脂肪分は必須です。
脂肪には、皮膚の乾燥を防ぐ役割を持つ必須脂肪酸と呼ばれる栄養素が含まれています。
さらに、運動不足は筋肉を衰えさせるため血流の悪化を招き、顔のむくみの原因になります。
成長ホルモンの分泌も低下するため、コラーゲンの生成にも影響が。
眠る前に簡単なストレッチを行う、帰宅時に1駅分多く歩くなどの軽い運動を毎日の習慣にしてみましょう。
表情筋を鍛えてハリのある口元に
表情筋の衰えもほうれい線の原因になります。
ご飯を食べる際にあまり噛まない方や普段あまり表情を変えることのない方は、表情筋が衰えている可能性があります。
表情筋が衰えると顔の脂肪を支えることができなくなり、垂れ下がってくるようになります。
脂肪が垂れ下がれば皮膚も一緒に引っ張られるため、たるみが生じてほうれい線ができてしまうのです。
ご飯を食べる際には左右均等に、よく噛んで食べるようにしましょう。たとえよくかんでいても左右どちらかに偏ってしまってはあまり使っていないほうの頬の筋肉が弱ってたるみができてしまいます。
なるべく大きな口を開けて「あ・い・う・え・お」と発声するのも簡単な表情筋トレーニングになります。
また表情筋エクササイズも効果的です。
毎日続けてみてくださいね。
ほうれい線を「年齢のせいだから……」と諦める必要はありません。
対策はどれも簡単なものですので、毎日の生活習慣に取り入れてみてくださいね。