目の下に色素沈着している「茶クマ」の原因とケア方法
寝不足や疲れがたまっているときに現れる「目の下のクマ」。
実はこのクマには種類があることをご存知でしょうか。
クマには「青クマ」「黒クマ」「茶クマ」の3種類がありますが、この中でも特に厄介なのが「茶クマ」です。
ひどくなると顔全体がくすんでいるように見え、実年齢以上に老けた印象を与えてしまうこともあります。
そんなことになる前に「茶クマ」を改善して、顔の印象を明るくさせましょう。
「茶クマ」ができてしまう原因とは?
目の下が茶色く、くすんだようになっている茶クマは紫外線によるメラニンの色素沈着が大きな原因のひとつです。
また、マッサージやクレンジングの際に強くこすりすぎておこる摩擦も肌への色素沈着を起こしてしまうことがあります。
さらにメイクが落としきれていないことも、茶クマの原因となります。
茶クマを撃退するためのスキンケア方法とは?
色素沈着が原因となっている茶クマには、ホワイトニング効果の期待できる化粧水や美容液などでのケアが効果的です。
中でもビタミンC誘導体が配合されているものがオススメ。
ビタミンC誘導体には、紫外線によって蓄積されるメラニン色素を抑制して、薄くしてくれる効果があります。
スキンケア商品とともに、食べ物からもビタミンCを取るようにするとさらに効果は高まるでしょう。
パプリカやブロッコリー、ゴーヤなどはビタミンCが多く含まれる食材です。
バランスの良い食事とあわせて積極的にとるようにしてください。
またクレンジングの際の摩擦が茶クマを引き起こしている場合には、極力肌へ負担をかけずにメイクを落とすように心掛けることが大切です。
目の周りの皮膚はとても薄くできているので、他の部位よりもダメージを受けやすくなっています。
そのわりにアイメイクは他の部位のメイクよりも落としにくいですよね。
アイメイクを落とすときには、ポイントリムーバーなどのアイメイク専用のクレンジング剤を使って優しくメイクオフするようにしましょう。
「ツボ押し」で茶クマを改善しよう!
クマを改善するには、目の周りにある「ツボ」を刺激して血行をよくするケアも大切です。
朝のメイク前に行うと、肌のハリやメイクノリもアップしますよ。
合わせてマッサージを取り入れるとさらに効果が高まります。
アイクリームや美容液を手に取って指のすべりを良くしてから行うようにしてください。
・清明(せいめい)
目頭から鼻の付け根に向かって斜め上にある小さなくぼみが清明というツボです。
目の疲れ解消にも効果があるので、パソコン作業などで目が疲労しているときに押すのもピッタリです。
両手の人差し指を清明に当てて、上に向かって垂直にプッシュします。力を入れ過ぎずに軽く押すのがポイントです。
2~3回押し上げましょう。
・承泣(しょうきゅう)
目の黒目部分の真下にあるツボです。
目の下にある骨のフチのあたりにあります。
人差し指の腹を使って、下に少しずらすようにして押します。
気持ちいいと感じるくらいの力加減でプッシュしていきましょう。
目がむくんでいるときや、充血しているときにも効果があるので目をスッキリさせたいときにもオススメです。
茶クマは紫外線やクレンジング方法が原因でできてしまうことが大きな原因ですが、日頃のちょっとした癖も原因のひとつになっていることもあります。
目の疲れを感じたり、眠いときなどに目をこする癖がある方は要注意。その摩擦が色素沈着を起こしてしまうこともあるのです。
目元のクマは顔の印象を大きく左右します。日々のケアと、癖の見直しを徹底して目元美人を目指しましょう!