メイク崩れも防ぐ! 夜まで美人が続く「朝のスキンケア」のコツ
メイク崩れは女性の大敵。できれば1日中キレイな肌でいたいのに、夕方になるとどうしてもテカリやヨレが気になるという方は多いですよね。
メイク崩れを防ぐために気をつけたいのが「朝のスキンケア」です。スキンケアといえば夜入念に行うものというイメージはありませんか? しかし、実は朝こそきちんとスキンケアを行うべきなのです。
夜まで美人が続く朝のスキンケアについてお話しいたします。
「朝のスキンケア」その重要性
メイク崩れの原因は大きく分けて2つあります。
1つめは汗や皮脂。夏はもちろん、冬場であっても暖房の効いた室内や満員電車に乗った時など、急激に汗をかくとメイクが崩れてしまうことがあります。
特にやっかいなのが2つめの乾燥です。保湿不足などによって肌が乾燥してしまうと、それをカバーしようと肌自体が皮脂を過剰に分泌してしまうのです。
メイク前に肌のテカリが気になる時、さっぱりさせたくて熱いお湯で入念に洗顔をすることがあるかもしれませんが、実はそれもメイク崩れを加速させる原因に。
熱いお湯で顔を洗うと、肌から皮脂が奪われやすくなります。皮脂が減少した肌は乾燥を防ぐために、さらに皮脂を多く分泌してしまうのです。
正しい洗顔や保湿ケアで過剰な皮脂の分泌を抑えておくことが、夜までキレイな肌をキープするためにもっとも重要なことなのです。
メイク崩れ知らずの肌に! 朝のスキンケア3つのコツ
■洗顔は「ぬるま湯で優しく」が鉄則
寝起きの肌は、夜のように汚れやメイクが付着していないため比較的キレイな状態です。それを熱いお湯や刺激の強い洗顔料で洗ってしまうと、必要な皮脂まで洗い流してしまうことになるのです。
朝の洗顔は保湿成分などの含まれたお肌に優しいタイプの洗顔料をよく泡立てて使い、洗い流す時も必ずぬるま湯で行うようにしましょう。
テカリの特に気になるTゾーンに重点的に泡をのせ、乾燥が気になるほかの部分には泡を少なめにしてぬるま湯でやさしくすすぐようなイメージで洗ってくださいね。
■保湿は丁寧にハンドプレス
洗顔が終わったらたっぷりの化粧水で水分を補給しましょう。肌の奥までうるおいを届けるようなイメージで、手のひらで顔を包み込むようにハンドプレスします。
化粧水をつけた直後は肌の表面に水分が残っています。その上からすぐに乳液やクリームをつけるのではなく、1分ほど待って化粧水がきちんと浸透した頃合いにつけるようにしましょう。
もともと皮脂の分泌が多いTゾーンや鼻の周辺は控えめに、乾燥しやすい目元などには多めに使います。
■メイク開始は慌てずに! クリームや乳液がしっかり浸透してから
保湿ケア後はすぐにメイクをせずに、少し時間を置いて乳液やクリームが浸透してから行うようにしてください。忙しい朝には慌ててメイクをしてしまいたくなりますが、乳液やクリームが肌の表面がベタついている状態で下地を作ってしまうとメイクがヨレて崩れやすくなってしまうのです。
保湿ケアが終わったら10~20分ほど時間をおくようにしてください。その間に朝ごはんを食べたり身支度を整えたりするようにしましょう。肌からベタつきがなくなってうるおってきたな、というタイミングが下地作りのチャンスです。
朝のひと手間が1日中キレイな肌のカギを握っているのです。明日の朝からさっそく始めてみませんか?