春の敏感な肌に……肌への負担を避ける紫外線対策方法

2018年3月23日

紫外線と聞くと、太陽がジリジリと照らしつける真夏シーズンを思い浮かべる方が多いと思いますが、実は春も油断大敵な季節です。
うららかで柔らかな日差しに惑わされ、紫外線対策を怠ると知らぬうちに肌にはダメージが蓄積されてしまいます。

また、春の肌は環境の変化によるストレスや、花粉の影響を受けて敏感になりがちです。
敏感肌の状態が進行すると、日焼け止めクリームを塗ることすら刺激の原因になります。
春先の敏感な肌には、どのように紫外線対策をしたらいいのでしょうか。肌への負担を避ける紫外線対策方法をチェックしてみましょう。

春の紫外線ダメージから肌を守るには？

春になって暖かい日が増えると、降り注ぐ紫外線の量も増加します。
紫外線ダメージが肌に蓄積してしまうと、やがてシミやくすみといった色素沈着や、シワやたるみといった肌老化が起きてしまうことも。

また、紫外線は肌の免疫力を低下させるため、ニキビや湿疹といった肌トラブルが引き起こされるケースもあります。
まだまだ涼しい春先は、夏のように徹底した紫外線対策をしていないという方もいると思いますが、肌を守るためには春先にもきちんと紫外線によるダメージを防止することが大切です。

春の肌はトラブルを抱えて敏感になりやすい？

春の肌は、なにかとトラブルを抱えやすいもの。寒い冬をくぐり抜けてきた肌には、乾燥によるダメージが蓄積されています。それに加えて、春先には花粉の影響で肌に湿疹やかゆみが出ることもあります。

また、春といえば新生活の季節ですが、慣れない環境からくるストレスによって肌の調子を崩してしまうケースも少なくありません。
春の肌というのはさまざまな要因によってかなり敏感になっているもの。
そのため、刺激の強い日焼け止めを塗ってしまうと酷い肌荒れが起きてしまうこともあるのです。
トラブルを抱えがちな春の敏感肌を守るためには、紫外線対策に一工夫することが大切です。次に、春の敏感肌を守る紫外線対策方法をチェックしましょう。

紫外線から春の肌を守るケア方法は？

万全の紫外線対策をしようとして、SPFやPAの値が高い日焼け止めを選ぶ方も多いですが、紫外線カット効果の高い日焼け止めは、肌に負担をかけやすい傾向にあります。
強い成分が含まれた日焼け止めを普段から使用していると、肌への刺激となって荒れてトラブルが生じやすくなる可能性があるのです。
紫外線が増えるとはいえ、日常生活程度であればSPFやPAの値が高くないものを選んでも紫外線防止効果が期待できるもの。

春シーズンの外出程度であれば、SPF10～30、PA＋＋～＋＋＋程度の日焼け止めを選びましょう。
ただし、汗をかいた場合や長時間外にいる場合は、こまめな塗り直しが必要です。外出の際は日焼け止めを持ち歩き、2～3時間に1度を目安に塗り直しましょう。
また、日焼け止めには、紫外線吸収剤という成分が含まれていることがあります。
これは、紫外線を吸収して熱エネルギーとして放出するための成分です。肌が敏感な方の場合、この紫外線吸収剤が肌荒れやかゆみを引き起こすこともあります。
春先の敏感な肌には、紫外線吸収剤の使われていない日焼け止めの使用をおすすめします。
さらに、外出の際には日焼け止めに加えて、帽子やカーディガン、ストールや日傘といった紫外線対策グッズを取り入れるのも有効です。

紫外線から春の肌を守るケア方法は？