美肌コラム|美肌ドクター

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生理中はシミができやすい&濃くなる!? その理由と対策方法

生理中はシミができやすい&濃くなる!? その理由と対策方法

生理中はシミができやすくなったり、濃くなったりしやすいと言われています。
煩わしい生理期間で気分がブルーになっている上に、新たにシミが出現したら悲しくなってしまいますよね。
一見つながりのないようにも思える生理周期とシミには、一体どんな因果関係があるのでしょうか?

透明感のある肌をキープするためにも、生理中にシミが増える理由と対策方法をチェックしていきましょう。

生理中はシミができやすい! その理由とは?

生理中にシミができやすくなるのは、女性ホルモンのバランスが大きく影響しています。
女性ホルモンには2つあり、生理後~排卵前に多く分泌されるエストロゲンと、排卵後~生理前に多く分泌されるプロゲステロンに分けられます。
そのうち、シミに関係しているのは、排卵後から分泌量が増えるプロゲステロンです。
シミが増えるのは、メラニン色素を生成するメラノサイトが、何らかの原因で刺激されるため。

実はプロゲステロンには、メラノサイトを刺激するホルモン(MSH)の分泌を促す作用があります。
そのため、生理中はメラニンの生成が活発になり、シミもできやすくなるのです。
また、もう一方の女性ホルモンであるエストロゲンは、肌のうるおいやハリを保つ作用を持つことから美肌ホルモンとも呼ばれています。

しかし、生理中はエストロゲンが減少しています。
そのために肌がくすみ、シミもいつもより目立って見えるようになるのです。

生理前・生理中にやっておきたいシミ対策術

生理前・生理中にやっておきたいシミ対策術

プロゲステロンは、生理中よりも生理前に多く分泌されているため、シミ対策をするのなら生理が始まる前から行うことが大切です。
生理中にシミが濃くなった場合は、「生理前の対策が足りなかったため」とも考えられるのです。
では、生理前・生理中はどのような対策をすべきなのか、詳しく見ていきましょう。

・普段以上に紫外線対策を徹底する
生理前・生理中は、肌のバリア機能が低下しているため、紫外線の影響を受けやすくなります。
日焼け止めを塗るのはもちろんのこと、日傘や帽子なども利用して、しっかり対策をしましょう。

・低刺激な化粧品で保湿をしっかりと
エストロゲンが減っている生理前・生理中は、肌が乾燥しやすくなっています。
さらに敏感な時期でもあるので、低刺激性の化粧品で、優しく丁寧な保湿を心掛けましょう。
メラニンを抑制するタイプの化粧品を使う場合も、敏感肌用に変えることをおすすめします。

・肌をこすらない
肌をこすると、その摩擦によってメラノサイトが刺激されてしまいます。
生理前・生理中の肌はとくに敏感なので、いつも以上に肌をこすらないようにしましょう。

・睡眠をしっかりとる
睡眠中は、肌の生まれ変わりが活発に行われるタイミングです。
睡眠をしっかりとることでメラニンの蓄積を防げるため、シミの予防にもつながります。

毎月の定例行事のようにやってくる生理。イライラしたり生理痛があったりと、人それぞれ何かしらの症状に悩んでいることでしょう。
そんなときにはついスキンケアもサボりたくなってしまいますが、シミを抑えるためには丁寧なケアが必要になります。
透明感あふれる健やか素肌を守るためにも、生理前・生理中はとくに注意を払ってシミの悩みを解消していきましょう!

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