美肌コラム|美肌ドクター

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梅干しのような「あごのシワ」は老け顔の原因!? 対策方法はある?

梅干しのような「あごのシワ」は老け顔の原因!? 対策方法はある?

年を重ねるにつれて肌の悩みも増えていきますが、とくにシワに悩んでいるという方は多いでしょう。

一口にシワと言っても、ほうれい線やマリオネット線などさまざまな種類がありますが、中でもあごにできる梅干しのようなシワには注意が必要です。
意外にもあごのシワは目立ちやすく、顔全体に大きな影響を与えます。

「最近なんだか老けたきがする……」と感じている方は、もしかするとあごのシワが原因かもしれません。
では、一体なぜあごにシワができてしまうのか、対策方法とあわせてご紹介します。

あごにシワができる原因は?

・オトガイ筋の緊張
オトガイ筋とは、唇の下からあごの先端まで伸びている筋肉のことで、下唇を上げたり口を閉じるために使われています。
しかし、あごの骨が後退していたり、歯並びが悪いとこの筋肉に大きな負荷がかかり、常に緊張状態になります。
すると、あご周辺の血行が悪くなり、ボコボコとしたシワができてしまうのです。

・口呼吸をしている
口で呼吸をしている方は、あごのシワができやすくなります。
呼吸のために口が開きっぱなしになることで、オトガイ筋が衰えやすくなっているのです。
口呼吸が習慣になっていると、緊張状態のときと同じように血行が悪くなり、あごにシワができやすくなります。

あごのシワを悪化させない対策方法

あごのシワを悪化させない対策方法

・口角上げエクササイズをする
笑顔を作るときのように口角を上げると、オトガイ筋の緊張がほぐれて、あご周りの血行が改善されます。
ポイントは歯を見せて笑うのではなく、口を閉じた状態でゆっくりと口角を上げること。
絵画のモナ・リザのように、口角だけが上がった優しい微笑みを作りましょう。

・口輪筋を鍛えるトレーニングをする
口輪筋とは、口の周りに広がる筋肉のこと。
この筋肉を鍛えることでオトガイ筋への負担を減らし、シワの予防につながります。

1. 唇をすぼめて、3秒かけてゆっくりと前に突き出す
2. 1の状態を5秒間キープし、唇を元に戻す
3. 唇を歯の間に巻き込み、口角を上げて笑顔を作る
4. 3の状態で5秒間キープし、口を元に戻す
5. 1~4の動作を3回繰り返す

・鼻呼吸をする
口呼吸がくせになっている方は、鼻呼吸に改善しましょう。
鼻呼吸にすると骨格や歯並びが正しい位置に戻りやすくなり、オトガイ筋への負担を減らすことができます。
鼻づまりなどが原因で口呼吸になってしまうという場合には、早めに耳鼻科へ行って適切な治療を行いましょう。

・保湿ケアを取り入れる
あごのシワの大きな原因は筋肉にありますが、肌の乾燥もシワを作る要因になります。
つるんとしたハリのある肌をキープするためには、筋肉トレーニングに加えて日々のスキンケアからもシワ予防をすることが大切です。
目元や口元、頬などに比べると、あごは見逃しがちなパーツですが、化粧水や美容液、クリームなどを使ってしっかりと保湿ケアを行いましょう。

あごにシワが寄っていると、不機嫌な表情にも見えて印象を悪くしてしまいます。
若々しく美しいあごをキープするためにも、生活習慣やケア方法を今すぐ見直していきましょう。

 - スキンケア