冬は顔がたるみやすい!? 若くても注意が必要な理由とは
冬は乾燥などの影響で肌トラブルが多発しがちですが、実は“顔のたるみ”も進行しやすい季節だといわれています。十分な対策を練らないと、若い人でも冬の間に顔の見た目年齢がどんどん上がってしまう可能性があるのです。なぜ冬は顔がたるみやすいのか、効果的な対策方法と一緒に見ていきましょう。
冬は顔がたるみやすい!? この理由とは
血行が悪くなるため
冬は体が冷えて筋肉が収縮し、血行が悪くなります。すると、水分などの老廃物が上手く排出できなくなり、顔にも蓄積することに。これによってむくみが生じ、老廃物の重みによって皮膚がたるみやすくなるのです。
肌が乾燥するため
冬に起きがちな肌の乾燥も、たるみの一因になります。水分量が減った肌は弾力が低下し、ハリが失われてしまうのです。皮膚が薄い目元は乾燥の影響を受けやすいので、特に注意が必要です。
脂肪の蓄積も要因に
冬は、運動不足や食べすぎの影響で太りやすいもの。実はそんな脂肪の蓄積も、顔のたるみを引き起こす原因になります。脂肪の重みで顔の皮膚が引っ張られ、たるみが進んでしまうのです。
冬のたるみ顔を防ぐ対策方法
以上のように、冬のたるみ顔の原因は血行不良や乾燥、老廃物の蓄積などです。これらを解消する習慣を、生活の中に取り入れましょう。
蒸しタオルで血行を促す
顔の血行不良対策には、蒸しタオルがおすすめです。特に朝は体温が低下し、血行が悪くなっているもの。スキンケア前などに蒸しタオルを顔に当てて、血の巡りを改善しましょう。
蒸しタオルは、濡らして絞ったタオルを600W電子レンジで30秒ほど温めれば出来上がります。首や肩にも乗せると、より効果的ですよ。
首や肩のストレッチも取り入れて
ストレッチによって筋肉が収縮しやすい首や肩をほぐすと、顔周りの血行が促されます。たとえばデスクワークなどで肩が凝ったら、肩甲骨を意識しながら肩をぐるぐると回したり、腕を伸ばしたりするといいでしょう。こまめにおこなえば、冷えやむくみを防ぐ効果も期待できます。
保湿はいつも以上に入念に
乾燥はたるみの一因になりますから、保湿をしっかりおこなうことが大切です。乾燥が気になる部分には、美容液やクリームを重ねづけすると効果的に保湿ができます。皮膚が薄くてデリケートな目の周りには、目元専用のアイクリームを使うことをおすすめします。
太りすぎず痩せすぎない
“太りすぎると肌がたるみやすくなる”とお伝えしましたが、痩せすぎもたるみが目立つ原因になります。特に太っていた方が急激に痩せると、伸びていた皮膚が余ってたるみが目立ってしまいます。
普段からできるだけ太らないように気をつけるとともに、過度なダイエットを避けるようにしましょう。ダイエットしたい場合は、バランスのいい食事やウォーキングなどの有酸素運動などで、ゆっくり健康的に痩せることが大切です。
顔のたるみというと年齢を重ねた人に現れるイメージですが、冬は若い人でも注意が必要です。「まだ大丈夫」と思っていると冬に進んだたるみが元に戻らず、春になって後悔してしまうことも。ハリに満ちた若々しい顔を保つために、冬の間、しっかり気をつけていきたいですね。