美肌コラム|美肌ドクター

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お手入れOK? メイク道具と肌荒れのキケンな関係とは

お手入れOK? メイク道具と肌荒れのキケンな関係とは

女性なら1人1つは持っているパフやブラシなどのメイク道具ですが、メイクを美しく仕上げ肌を守るためには、こまめなお手入れが必要です。

とくに「購入してから一度も洗っていない」「数か月に一度しかお手入れをしない」という方は要注意!
汚れたパフやブラシは、ニキビや吹き出物などの肌荒れを引き起こす原因となります。
きちんとこまめなお手入れを行って、肌の健康を守りましょう。

メイクの仕上がりもアップさせるメイク道具のお手入れ方法をご紹介いたします。

メイク道具の汚れと肌荒れの関係とは?

パフやブラシなどのメイク道具は毎日繰り返し使用するもの。
だからこそ汚れにはなかなか気が付かないものですが、実はパフやブラシには汚れや菌がたくさん潜んでいます。
顔から分泌される皮脂やホコリ、ファンデーションなどの化粧品に含まれている油分などがパフやブラシにくっついてしまうのです。

また、肌に常在しているアクネ菌などの皮膚常在菌もついてしまうので、パフやブラシはまさに汚れや菌の温床。
これをずっと使用し続けていては、肌荒れが起こってしまうのも仕方のないことです。
正しいお手入れ方法をマスターして、肌を守っていきましょう。

次に、メイク道具のお手入れ方法をご紹介いたします。

汚れ度ナンバーワン! パフのお手入れ方法

主にファンデーションを塗るときに活躍するパフですが、実はとても汚れやすいアイテムです。
肌と触れ合う面や回数が多く、手で直接持って使用するので手の汚れなどもつきやすいもの。
3日に1回を目安に洗うことを意識し、どうしても面倒な場合には使い捨てなどのパフを用意しておくのがおすすめです。

とはいえ、パフの洗い方はとても簡単。まずはぬるま湯でパフをしっかりと濡らし、専用のクリーナーか中性洗剤をつけます。
そのまま手で揉み洗いをし、ファンデーションの色が浮き出てきたら流水で洗い流します。
このとき、泡が出てこなくなるまでしっかりと流すのがポイント。
軽く水気を絞ったら、風通しがよく通気性の良いところで乾かします。

生乾きの状態だとかえって菌が増えたり臭いの原因となることもあるので、完璧に乾ききるまでは使用は控えてください。
パフを2つ以上用意しておいて、ローテーションしながら使うと良いでしょう。

メイクの上手さはブラシで決まる!? ブラシのお手入れ方法

メイクの上手さはブラシで決まる!? ブラシのお手入れ方法

ファンデーションをはじめ、フェイスパウダーやチーク、ハイライトなどさまざまなところで活躍するメイクブラシですが、これもパフと同様にこまめなお手入れが必要です。

素材によっても異なりますが、人工毛のブラシは毎日でもOK。
天然毛のブラシは繊細で傷みやすいため週1回程度が目安です。少なくとも、どちらも月に1回は洗うようにしましょう。

まずは、ブラシクリーナーや中性洗剤を水に溶かします。
液体の中にブラシ部分を入れて左右に軽く振りながら汚れを落としたあと、流水で優しく泡を流します。
しっかりとすすぎができたら、タオルなどで水気を取りましょう。

そして、手でブラシの形を整えて風通しが良く、直射日光を避けて乾かしてください。
ブラシは完全に乾くまでに時間がかかるので、2~3日は干しておくのがポイントです。
早く乾かそうとしてドライヤーなどを使うのはNG。ブラシが開いたり傷んだりしてしまいます。
完全に乾いたあともブラシの形を手で整えてから使用してください。

肌を美しく見せるためのメイク道具が原因で、肌荒れを起こしてしまっては悲しいですよね。
少々面倒にも感じるメイク道具のお手入れですが、定期的に行って肌荒れをしっかりと防いでいきましょう。

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