シワ対策は“内側”からも必須！　今日から始めたいシワケア方法

2019年3月11日

シワの対策をするときは、肌の外側からスキンケアをするのはもちろんのこと、肌の内側からもケアをおこなうことが大切です。
しかし、実際にはどのようなことをすればよいのでしょうか？　今回の記事では、内側からおこなうシワ対策をご紹介します。

内側からのケアも大切！　どのようなシワ対策をすればよい？

シワが気になるとき、外側からのスキンケアにこだわる人は少なくありません。

しかし、シワやその他の肌トラブルを、スキンケアだけで改善するのはなかなか大変なものです。
そこで、食べ物などで体の内側からもシワ改善ケアをおこなうことが大切です。
そもそも、肌のシワは肌の細胞内の水分やコラーゲン量が低下し、肌のハリが失われることで発生します。肌の弾力を保つ役割のコラーゲン等の生成には、食べ物から吸収するさまざまな栄養素が必要なのです。
食べ物から適切な栄養を摂ることで肌の新陳代謝が活発になり、水分をキープできる量が増えます。
これによりスキンケアの効果が出やすくなるので、シワ改善につながっていきます。

内側からのシワ対策……具体的な食材や方法とは？

・ビタミンCの豊富な食べ物を摂る
肌の美しさを維持する栄養素の中でも、代表的なものが「ビタミンC」です。
ビタミンCは肌のハリを保つコラーゲンの生成に関わっているため、積極的に摂ることでシワの予防効果が期待できます。
このビタミンCは野菜や果物に多く含まれており、1日100mg摂取することが望ましいとされています。
野菜の中でも特に、パプリカやブロッコリーは肌に良い成分がたっぷりと含まれているのでおすすめです。
パプリカには体の血行を促進し、抗酸化作用のあるカプサイシンが含まれています。
体の血行が良くなることで肌に必要な栄養がすみずみまで届くため、新陳代謝が活発になり、シワ改善効果が期待できるでしょう。
また、ブロッコリーは代謝を高める効果のあるビタミンB群が豊富に含まれています。サラダや炒め物、自家製ピクルスなどさまざまな料理に取り入れてみてくださいね。

・タンパク質を摂る
シワ対策には肌のハリに必要なコラーゲン、エラスチンの主成分となる「タンパク質」を摂ることも大切です。
シワ対策には、体内で代謝されやすい肉・魚などの「動物性タンパク質」が適しています。
特に、肌に良い「ビタミンE」や抗酸化作用の高い「アスタキサンチン」が豊富な鮭は、シワ対策におすすめの食材です。

・脂質や糖質の多い食べ物、アルコール類を避ける
脂質を取りすぎると肌に余計な脂肪がついてしまい、肌のたるみやシワを発生させるので、摂りすぎるのは禁物です。

また、砂糖やパン、お米などに含まれる糖質を摂りすぎるのもNG。肌と血液中にあるコラーゲン同士が化学変化を起こし、「糖化」を引き起こしやすくなるからです。
糖化したコラーゲンは体内に蓄積されていき、肌の弾力を失ってシワが発生する原因になってしまいます。