ホント? ウソ? 「チョコレートを食べるとニキビができる」噂の真相
「チョコレートを食べるとニキビができる」という噂は、誰でも一度は耳にしたことがあるはずです。
果たして、この噂は本当なのでしょうか?
バレンタインに突入する前に、チョコレートとニキビの関係について詳しく探っておきましょう。
チョコレートを食べるとニキビができるってホント?
結論からいうと、チョコレートとニキビの因果関係は科学的に証明されていません。
つまり「チョコレートを食べるとニキビができる」という説は、必ずしも事実とは言い切れないのです。
しかし、チョコレートには糖質と脂質が多く含まれています。
糖質と脂質は皮脂の分泌を促すため、食べ過ぎればニキビができやすくなるのは当然だといえるでしょう。
ただし、これはチョコレートに限らず、糖質と脂質が多く含まれている食べ物全般にいえることです。
ニキビを防ぐチョコレートの食べ方
「ニキビはイヤだけれど、やっぱりチョコレートは食べたい!」という女性は多いです。
そこで、ニキビを防ぐチョコレートの食べ方をご紹介します。
≪食べ過ぎない≫
上でもご説明した通り、チョコレートを食べ過ぎればニキビができやすくなります。
そのため、ニキビを作りたくないなら、チョコレートを食べ過ぎないのが一番です。
1日につき1~2かけ程度つまむくらいなら、肌に悪影響を与える心配もないでしょう。
≪ビタミンB2・ビタミンB6を摂る≫
ビタミンB2やB6には、皮脂の分泌をコントロールする働きがあります。
そのため、「チョコレートを少し食べ過ぎてしまったな」というときは、ビタミンB2とB6を積極的に摂取しましょう。
食事から補い切れない場合は、ビタミンB群のサプリメントを利用してもOKです。
ビタミンB2が多い食べ物……レバー、うなぎ、卵、納豆、乳製品など
ビタミンB6が多い食べ物……かつお、マグロ、鶏肉、バナナなど
ニキビを防ぐスキンケア方法
ニキビ予防のためにチョコレートを食べる量に気をつけるだけでなく、普段から正しいスキンケアをおこない健康的な肌を保つことも大切です。
≪正しい洗顔と保湿ケアが基本≫
~正しい洗顔方法~
洗顔前には手を洗い、手についた雑菌を洗い流しておくようにしてください。
清潔な手で洗顔料を泡立てて、やさしく泡を転がすように洗いましょう。
ゴシゴシと肌をこすってしまうと必要な皮脂までも落としてしまいますし、肌にダメージを与えてしまいます。
その後、ぬるま湯でしっかりとすすぎます。耳の後ろや生え際などは、すすぎ残しが多い箇所です。
泡が残ってしまうとニキビの原因になるので、注意しましょう。
このように朝晩にきちんと洗顔やクレンジングをおこない、その後はしっかり保湿ケアをしてください。
~正しい保湿ケア方法~
皮脂が多かったりニキビができやすい肌だったりすると、乳液やクリームなどの保湿ケアを怠りがちになりますが、それは絶対にNGです。
正しく保湿ケアをしないと肌が乾燥して硬くなり、かえって毛穴が詰まりやすくなるのです。
洗顔後は化粧水をつけて水分を十分に与えたら、その後は油分が含まれる乳液などでフタをしてあげましょう。
乳液やクリームのベタつきが気になるようなら、肌馴染みの良いクリームやオイルフリーの保湿ジェルがおすすめです。
好きなものを我慢し過ぎてしまうと、ストレスになってしまう恐れがあります。
美味しいチョコレートと上手に付き合って、ニキビに悩まされない肌に整えていきましょう。