美肌コラム|美肌ドクター

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たるみやシミまで招くって本当?! 「顔の冷え」が及ぼす影響とは

たるみやシミまで招くって本当?! 「顔の冷え」が及ぼす影響とは

冷え性の方は、手足の冷えだけではなく、顔の冷えにも注意が必要だとご存知ですか?
最近、テレビでも取り上げられるようになった「顔の冷え」による肌への悪影響。

顔の冷えを放置するとどのような影響があるのか、改善する方法とあわせて詳しくご紹介します。

顔が冷えてしまう原因とは

・防寒不足
顔が冷えてしまう一番の原因は、やはり防寒不足です。
身体のように衣類を身につけることができない顔は、ほとんどが冷たい外気に晒されたまま。
そのため冷気で冷やされ、血行が悪くなってしまうのです。

・冷えた手でのスキンケア
気温の低い季節は、どうしても手足が冷えてしまいますよね。
冷たい手でスキンケアを行えば、当然顔を冷やすことに繋がります。

顔の冷えによる悪影響って?

肌が冷えて硬くなることで、ゴワつきやガサつきの目立つキメの粗い肌になってしまいます。

さらに、“スキンケア用品が浸透しづらくなる”“血流の悪化によって栄養が行き渡らなくなる”といった悪影響も。
顔の冷えを放置することは、肌荒れやくすみ、シミやたるみなど、さまざまな肌トラブルを招く原因となってしまうのです。

また、冷えはむくみの原因のひとつ。むくみを放置すれば、代謝が悪化して顔に脂肪が蓄積しやすくなってしまいます。

顔の冷えを予防・改善するスキンケア

顔の冷えを予防・改善するスキンケア

・ぬるま湯で洗う
熱いお湯での洗顔は、必要な皮脂を落とし過ぎてしまうため肌に良くありません。
しかし、冷たすぎる水で洗えば冷えを招いてしまいます。
体温より少し高い程度のぬるま湯で洗うことが、顔の冷えと肌荒れを防ぐポイントです。

・スキンケアは暖かい部屋で
寒い部屋でスキンケアをすると、手の冷えが顔にまで伝わってしまいます。
化粧水も浸透しにくくなってしまうため、必ず手足が温まった状態でスキンケアを行いましょう。
冷え性で手が冷たい場合は、お湯で手を温めてから顔に触れるのがおすすめです。

・化粧品は手のひらで浸透させる
温まった手のひらでスキンケアをすれば、顔が温まるうえに化粧水の浸透率も高まります。
ただし、パシャパシャと叩くように化粧水をつけるのではなく、手のひらで顔を包みこみながら優しく浸透させましょう。

・蒸しタオルを使用する
顔が冷えて肌が硬いと感じる日は、蒸しタオルを使用して顔を温めてあげましょう。
洗顔後の肌に蒸しタオルを乗せて2~3分温めたら、いつも通りのスキンケアで保湿します。
たったこれだけで肌にいつもの柔らかさを取り戻し、色ツヤをよみがえらせることができますよ。

いかがでしたか?
今回は、顔の冷えが肌に与える悪影響とその対策方法をご紹介しました。
気温が低い日は、手足や体の防寒だけではなく顔の冷えすぎにも気をつけて、血色の良い柔らかい肌を守ってあげてくださいね。

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