肌も酸素不足になる!?どんな影響があるのか知りたい!
人間は、誰もが酸素を吸って生きています。
しかし、その働きは生命を維持することだけではなく、美容にも大きな関わりを持っていることをご存知でしょうか?
今回は、酸素と肌の関係と、酸素不足になった肌についてご紹介します。
肌が酸素不足になる原因は?
肌が酸欠状態になってしまう主な原因とされているのは、血行不良です。
酸素は血液の流れとともに運ばれてくるものですから、血行が悪くなるということは新鮮な酸素が十分に運ばれてこないということになります。
血行不良は冷えやリンパの滞り、ストレスや栄養不足などさまざまな原因で引き起こされてしまうため、「酸素不足」といっても根本の原因はさまざま。
血行が悪いと肌にとって必要な栄養分も行きわたらず不足してしまい、肌に悪影響を与えるのです。
酸素不足になると肌はどうなってしまうの?
体中の酸素が不足して酸欠状態になると、肌の古い細胞や老廃物を排出して新しい細胞に生まれ変わる「ターンオーバー」の周期が乱れてしまいます。
ターンオーバーの周期が乱れると、古い角質が蓄積されたままとなり、ニキビや乾燥、シミ、シワ、たるみなどあらゆる肌トラブルが起こりやすくなってしまうのです。
こうした肌トラブルが起こったときは、生活習慣の乱れや化粧品などだけでなく、酸素不足も疑ったほうがいいかもしれません。
酸素不足にならないためにすべき体内外のケアとは
肌が酸素不足にならないようにするためには、全身の血行をよくする必要があります。
まずは毎日湯船に浸かって体を温める、適度に運動をする、腹巻をして内臓を冷やさないようにするなど、体を冷やさない生活習慣を心掛けましょう。
生姜を食べたり、白湯を飲んだりして内臓も冷やさないように意識してくださいね。
また、玉ねぎなど血がサラサラになる食べ物を食べたり、血栓を溶かしてくれるナットウキナーゼが含まれた納豆を積極的に食べるのもおすすめです。
そして、姿勢の悪さも血行不良の大きな原因になっています。
姿勢が悪いと内臓が圧迫され、呼吸が浅くなって血行が悪くなってしまうので、体勢が歪んでいたり猫背の人は、意識して姿勢を正すようにしましょう。
また、タバコは血行不良の大きな原因となりますから、喫煙者の方は本数を減らしたり禁煙するなど対策を始めてみてはいかがでしょうか。
きれいな肌をキープするためには、血行をよくして常にきれいな酸素が全身に行きわたるように意識することが大切です。
酸素不足のままにしておくと、気がついたときには老け顔になっていた!なんてこともありますから、肌の酸素状態が悪化しないようケアを始めてみてください。