そのスキンケア実は間違いかも!? NGスキンケア4つ
季節の変わり目はとくに肌トラブルが起こりやすい時期。
トラブルを起こさないためには、普段よりも念入りなスキンケアが大切なポイントです。
しかし、肌のためを思って行っていたスキンケアが、実はかえって肌トラブルを引き起こす原因となってしまっているかもしれません。
今回は、勘違いしがちなNGスキンケアと、本当に正しいスキンケア方法をご紹介いたします。
化粧水の量は多すぎても少なすぎてもNG!
スキンケアの基本ともいえるのが化粧水です。肌トラブルの原因ともなる「乾燥」を防ぐためにも、お風呂から上がったら何よりも先に行うことが大切となります。
しかし、「とにかく保湿!」という思いから、たっぷりすぎるほど化粧水を使っていませんか?
実はこれはNG。肌に化粧水が浸透していく量は決まっているので、あまりにたくさんの化粧水を塗っても、どんどんと蒸発していきます。
化粧水の蒸発とともに肌の水分も失われ、結果乾燥につながってしまうのです。
化粧水はただ使えばいいというものではなく、その日の肌の状態に合わせて使うことがポイントとなります。
とはいえ、反対に少なすぎるのももちろんNGです。
1回につき500円程度の量を手のひらに出して両手を重ね合わせ、一度温めてから肌に塗っていきましょう。
肌に浸透するまでハンドプレスをし、足りないと思ったら少しずつ足していくのがポイントです。
メイクの上からミストの化粧水! これは乾燥を招く
空調の効いた部屋に長時間いると、肌が乾燥してツッパリ感を感じてしまいますよね。
乾燥対策として、メイクの上からも使えるミストタイプの化粧水を使用している方も多いですが、実はこれがかえって肌の乾燥を招くことがあります。
ミスト化粧水は一時的な乾燥対策としては有効ですが、先に紹介したことと同様に、ただ吹きかけただけでは肌の水分とともに蒸発してしまうのです。
ミスト化粧水を吹きかけたときにはきちんと馴染ませたうえでメイク直しをするなど、最後までケアすることが大切です。
ベタつきが気になるからクリームや乳液を使わない!
「肌のべたつきが気になるときは、化粧水だけでスキンケア完了!」という方もいると思いますが、これもNGスキンケアの1つです。
クリームは肌の水分の蒸発を防ぐための、いわばふたの役割をしています。
化粧水を塗っただけでは十分に保湿ができずに乾燥がはじまってしまうのです。
水分を与えたあとは乳液やクリームでふたをして、保湿ケアを徹底しましょう。
皮脂が気になるから1日に何度も洗顔をする
「皮脂が分泌するとテカリが起こってニキビができてしまう」という思いから、朝昼晩と1日に数回洗顔をする方もいますが、洗顔のしすぎはNG! 1日に何度も洗顔をしてしまうと、肌にとって必要な皮脂まで奪われてしまい、乾燥肌の原因となってしまいます。
多くの皮脂を取り過ぎて乾燥状態になると、肌は潤いをチャージしようとしてさらに多くの皮脂が分泌されてしまうのです。
洗顔は朝晩の1日2回までにして、肌の様子を見ながら洗顔フォームの量を調節していきましょう。
肌のためを思って行っていたスキンケアが実は肌トラブルの元になっていたという方は多いもの。
みずみずしくキメの整った肌を実現するためには、自分の肌の状態をしっかりと、見抜いてあげることが大切です。
正しいスキンケアを心掛けて、自分の肌を守っていきましょう。