美肌コラム|美肌ドクター

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活性酸素が老化を進める? タバコが肌に与える3つの悪影響

活性酸素が老化を進める? タバコが肌に与える3つの悪影響

タバコが健康に悪影響を与えることは広く知られていますが、肌へも悪影響を及ぼします。
せっかく丁寧にスキンケアを行っても、タバコを吸っていては台無しになってしまうのです。
今回はタバコが肌に与える影響について詳しくご紹介いたします。

美容の大敵血行不良やシワの原因に!

タバコが肌に及ぼす影響は数多くありますが、なかでも代表的なものは以下の3つです。

◆血行不良
タバコを吸うと、ニコチンの影響によって全身の血管が収縮し、血流が滞ってしまいます。
血行が悪くなれば当然顔色も悪くなるため、透明感やツヤが失われ、肌がくすんで見える原因に。

◆肌の弾力が失われる
肌のツヤや弾力をキープするためには、コラーゲンの生成が欠かせません。
コラーゲンの生成にはビタミンCが不可欠ですが、タバコを吸うことで大量のビタミンCが消費されてしまいます。
ビタミンC不足によってコラーゲンが上手く生成できなくなると肌の真皮層が落ち窪み、深いシワや毛穴の開きの原因になってしまうのです。

◆ニキビ・肌荒れ
タバコを吸うことで血行が悪くなると、肌の代謝(ターンオーバー)も阻害されてしまいます。
すると肌は乾燥しやすくなり、ごわごわとした角質肥厚を引き起こす原因に。
乾燥によって皮脂の分泌量が乱れたり、毛穴の汚れが溜まったりすることで、ニキビや肌荒れといったトラブルを招いてしまうのです。

老化を進める活性酸素の原因にも

老化を進める活性酸素の原因にも

タバコを吸うと、ニコチンやタールを含め200種類以上もの有害な物質を体内に取り込んでしまいます。
すると体は、有害な物質を排除するために「活性酸素」を発生させることに。

実はこの活性酸素こそが、肌の老化を招く大きな原因のひとつ。
活性酸素は体内の細胞と結びつき、酸化(さび)させることで老化を早めると言われています。
タバコを吸うと活性酸素が発生し、色素沈着やシワ、たるみなど、美容の大敵である肌トラブルを招いてしまうのです。

いかがでしたか?
タバコが肌に与える悪影響についてご紹介いたしました。
喫煙を続けければ、ダメージは体内にどんどん蓄積されていき、1日や2日のスキンケアでは改善できなくなってしまいます。
若いうちはタバコによる害が実感しづらいこともあり、さほど影響がないと油断してしまっている方も少なくありません。

しかし体の中では、タバコによるダメージは確実に蓄積します。
健やかで透明感のある肌をキープするためにも、タバコから少しずつ離れていく生活を送りましょう。

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