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冬になると出てくるクマ…寒い季節に急増する原因と対策

冬になると出てくるクマ…寒い季節に急増する原因と対策

冬になると目の下が暗く見える…これってもしかしてクマ?
寒い季節になるとクマが目立つと悩む方は少なくありません。
実年齢よりも老けた印象を与えるので、憂鬱な気分になりますよね。
なぜ冬になるとクマができやすくなるのか、その対策法も合わせてご紹介します。

クマってどうしてできるの?

クマができる主な原因は、血行不良と色素沈着です。
目の下の皮膚はとても薄く、顔全体の皮膚の3分の1ほどの厚さしかありません。
血行不良により血流が滞ると、うっ血が透けて目の下が青っぽく見えます。
寝不足によるクマは血行不良が原因です。
また、薄い皮膚は刺激に弱いので強くこすり過ぎたり肌荒れが続いたりすると、メラニン色素が定着して皮膚が茶色くくすみます。

冬にできるクマの原因

気温が低下する冬は、どうしても血流が滞りやすくなりがちです。
寝不足やスキンケアに気をつけていても、体全体が冷えているとクマが目立ちやすくなります。
また、冬の乾燥もクマの原因のひとつ。肌が乾燥すると皮膚の表面にある角質層のバリア機能が低下したり、ターンオーバーのサイクルが乱れたりします。
このサイクルの乱れが慢性的に続くと、メラニン色素を溜め込んで色素沈着を引き起こしやすくなるのです。

冬のクマ対策

疲れた印象を与える顔では、外出するのも嫌になりますよね。クマをつくらないようにする方法をご紹介します。

温める

ホットタオルやホットアイマスクで目の周りを温めましょう。
冷えによる血行不良が原因のクマは、血流を促進できれば短期間で改善できます。
ただし、冷え性の場合は目元を温めるだけでは根本的な解消にはなりません。
体全体の血行を良くするためには以下のような冷え性対策を行いましょう。

・入浴はシャワーだけでなく湯船に浸かる
・毎日ストレッチを行う
・体を温める食べ物や飲み物を摂取する
・薄着をせず暖かい服装で外出する

マッサージをする

目元の血行を促進するマッサージは、必ずクリームを使ってください。
皮膚が薄い目元は摩擦により色素沈着が起こりやすい部位なので、やさしくなでるように行いましょう。

1.中指の腹で、上まぶたの目頭→目尻→下まぶたの目頭の順に円を描きます。3回繰り返しましょう。
2.中指と薬指で下まぶたを目尻から目頭までなでます。3往復しましょう。
3.目周りの骨を目頭から目尻に向かって中指の腹で軽く押しましょう。

保湿する

乾燥が原因であるクマの場合は、目元の保湿ケアを強化する必要があります。
目周りは皮膚が薄いために、潤いが保ちにくい部位です。
乳液や化粧水を保湿効果の高いものに変える、目元専用のクリームを使うなどの対策をしましょう。
乳液などは擦り込むのではなく、やさしく叩き込むように意識してください。

冬のクマ対策

目の下に暗い影を落とすクマは、見た目の年齢はもちろん表情の明るさや肌の透明感までも大きく変化させます。
血色が悪くなりがちな寒い季節でも、健康的な肌で過ごしたいですよね。
「冷え」や「乾燥」の対策を怠らずに、明るい目元で冬を楽しく過ごしましょう!

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