目元が乾燥でピリピリ……うるおいを取り戻すケア方法はある？
乾燥する季節は、肌のつっぱりを感じることが多くなりますよね。
特に目元はその傾向が強く、ピリピリとした痛みまで感じてしまう方も少なくありません。
しかし目元の乾燥を放置すると、ちりめんジワなどの小ジワの原因になってしまうもの。
目元のうるおいとハリを取り戻すために、乾燥しやすい理由や対策方法をチェックしてみましょう。
目元が乾燥しやすい理由とは
目元は皮膚が薄い＆皮脂腺が少ない
目元の皮膚はとても薄く、水分を保持しにくいという特徴があります。
また、皮脂腺が少ないため、肌の水分の蒸発を防ぐ皮脂もあまり分泌されません。
つまり目元の皮膚は、他の部位に比べて水分と油分が少ないということ。そのせいで、とても乾燥しやすいのです。
アイメイクやクレンジングで負担をかけがち
私たちが毎日くり返すアイメイクやクレンジングも、目元の乾燥を助長する原因になります。
摩擦などの刺激を加え続けていると、肌の表面が傷つき、そこから水分が蒸発しやすくなってしまうのです。
肌の乾燥が悪化するとバリア機能が低下するため、痛みまで引き起こすことがあります。
目元の乾燥を防ぐケア方法
目元にも美容液パックを
顔の乾燥対策には美容液たっぷりのフェイスマスクが有効ですが、それと同じように、目元にもパックを行うと効果的です。
いつもお使いの化粧水と美容液を混ぜ合わせ、それをコットンにたっぷり含ませたら、目元にのせて3～5分ほど待ちましょう。
ポイントは化粧水だけでなく、保湿効果のある美容液もプラスすること。
目元の皮膚に水分と保湿成分の両方がなじむことで、乾燥をしっかり防ぐことができます。
アイクリームで保湿をする
目元の水分の蒸発を防ぐためには、適度な油分を与えることも大切です。
油分を補う化粧品はクリームや美容オイルなどが挙げられますが、目元には目元専用のアイクリームが良いでしょう。
適度な油分とともに美容成分が凝縮されたアイクリームを使うことで、効率の良いケアが可能になります。
スキンケアの最後になじませ、ハリのある目元を維持しましょう。
上でご紹介したパック後も、そのままにしていると水分が逃げてしまうので、アイクリームでフタをすることをおすすめします。
目元をこすらない
目元の皮膚はとてもデリケートですから、摩擦は禁物です。特にウォータープルーフのマスカラをクレンジングで落とす際には、ゴシゴシとこすらないように気をつけましょう。
通常のクレンジング剤で落ちにくい場合は、ポイントメイク専用のリムーバーをコットンに含ませ、それを目元に10秒ほど置いてから、撫でるように落とすと効果的です。
少し放置することでリムーバーがメイクに浸透し、するっと落としやすくなりますよ。
目元は視線が集中しやすいポイントですから、シワがあると老けて見える原因になってしまうもの。
また、乾燥を放置していると肌の奥にまでダメージが加わり、深いシワにまで悪化してしまうことがあります。
若々しくハリのある目元を保つために、十分な乾燥対策を心がけましょう。