美肌コラム|美肌ドクター

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長時間の洗顔が肌トラブルの原因に!? 洗顔にかける時間の目安とは

長時間の洗顔が肌トラブルの原因に!? 洗顔にかける時間の目安とは

毎日欠かさず行うスキンケアといえば「洗顔」ですよね。
洗顔料や洗顔方法には気をつけていても、洗顔にかける時間はあまり意識していない方が多いのではないでしょうか?
今回は、肌に負担のかからない洗顔時間の目安や、正しい洗顔のポイントをご紹介します。

洗顔時間は長いほうがいい? 短いほうがいい?

肌に泡をのせてから30秒~60秒程度が適切な洗顔時間です。
長く丁寧に洗うほど汚れが落ちると思いがちですが、肌に必要な角質や皮脂まで落としてしまう恐れがあります。
肌が本来持っている成分が失われると、乾燥肌や敏感肌につながる可能性も。
かと言ってあまりにも短い洗顔時間では、毛穴の汚れが落ち切らずにニキビや肌荒れの原因となってしまいます。
肌の汚れをしっかりと落としながら、できるだけ短い時間で洗顔を終えることが肌に負担のかかりにくい方法といえるでしょう。

朝と夜で洗顔方法を変える

朝と夜では肌の汚れの状態は異なります。落とすべき汚れに合わせて洗顔時間や方法を変えましょう。

朝の洗顔方法

夜に洗顔をしていれば、朝は肌表面の汚れを落とす程度で問題ありません。
肌に泡をのせてから30秒ほどやさしく洗い、丁寧にすすぎましょう。
朝起きたばかりの肌はきれいに見えますが、目には見えない汚れや皮脂などがたくさんついています。
朝の洗顔も夜と同様に洗顔料を使用しましょう。

夜の洗顔方法

1日活動した後の肌は、目には見えない空気中のゴミや皮脂などで汚れています。
また、メイクを落としたクレンジング剤や毛穴の奥の汚れも落とす必要があります。
夜の洗顔は朝より長めに30秒から60秒を目安に行いましょう。
特に小鼻や目元などのでこぼこしている部分は指先で丁寧に洗います。
洗顔後は、顎やこめかみなどの泡が残りやすい部分に気をつけながらよくすすぎましょう。

正しい洗顔のポイント

ぬるま湯で洗う

顔を洗う水は、32度~35度くらいのぬるま湯を使いましょう。
皮脂は高温で溶けやすいので、高い温度のお湯ですすぐと肌に必要な油分が洗い流される恐れがあります。
すると肌の潤いが不足して乾燥肌の原因になりかねません。また、冷水で洗顔すると皮膚の温度が下がり、血流が滞りやすくなります。
その結果肌の老廃物が溜まりやすくなり、ニキビやくすみの原因につながります。肌トラブルを防ぐためには、水の温度にも気をつけましょう。

洗顔料をしっかり泡立てる

泡立っていない洗顔料で顔を洗うと、手と顔の皮膚同士の摩擦が刺激となって肌に負担がかかりやすくなります。
泡が肌につくだけで皮脂や汚れはどんどん吸着されるので、ごしごし洗う必要はありません。
泡立てが苦手な方は市販の泡立てネットを使うと、きめ細かい泡が素早く作れるので活用してみてください。

皮脂の多いところから洗う

洗顔料の泡が肌についた瞬間から皮脂は吸着されていきます。
皮脂の少ないところから洗い始めると、その部分が乾燥してしまう恐れがあるので次の順番で洗顔料をのせてください。

1.Tゾーン(おでこ、鼻)
2.頬から口の周り
3.目の周り

最も皮脂の分泌が盛んなTゾーンから始めて、皮膚の薄い目元や唇は軽く押さえるように洗いましょう。

肌の乾燥サイン④:スマホが反応しづらい

普段何気なく行っている洗顔ですが、かける時間によってその効果は大きく変わります。
念入りにやっているつもりでも、洗いすぎが肌トラブルになることも。
汚れの種類によって洗顔時間を変えることも大切ですね。
健康的な美しい肌のために、洗顔時間を見直してみましょう。

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