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肌トラブルの原因になる!? 角質肥厚の症状とケア方法をご紹介!

肌トラブルの原因になる!? 角質肥厚の症状とケア方法をご紹介!

肌のゴワつきやくすみ、化粧乗りの悪さなどに悩まされていませんか?
もしかするとそれは「角質肥厚」が原因かもしれません。
角質が肌の表面に溜まって起きる角質肥厚は、放っておくと肌トラブルの発生原因になってしまうことがあるので、早めの対策が肝心です。
今回の記事では、角質肥厚の症状やケア方法をご紹介します。

角質肥厚とはどんなもの? 原因や症状は?

角質肥厚は、肌のターンオーバーの乱れが原因で起こります。
肌は新陳代謝を繰り返しながら、およそ1ヶ月のサイクルで新しい細胞と古い細胞を入れ替えています。
しかし紫外線によるダメージや生活習慣の乱れ、ストレスなどによりターンオーバーが乱れると、はがれ落ちるはずの古い角質がどんどん溜まっていき、その状態が続くと角質肥厚が起きるのです。

角質肥厚が起きると、肌が分厚い角質で覆われるため、ごわついてくすんでしまいます。
さらに、化粧水を塗っても浸透しにくくなるため、肌内部の水分量が減少して肌の乾燥を引き起こしてしまうのです。
肌が乾燥するとニキビができやすくなったり、肌内部の弾力が失われてシワ・たるみが発生したりすることもあります。
そのため、早めにケアを行って角質を元のやわらかい状態へ導いてあげることが大切です。

角質肥厚のケア方法を知ろう

角質肥厚のケアは、古い角質をしっかり落とし、うるおいを与えて保湿を行うことが大切です。
さらに生活習慣の改善やストレスを減らすことも肌のターンオーバーを正常化し、角質が溜まるのを防ぐ効果があります。
角質肥厚を防ぐためにも、保湿ケアと生活習慣の改善、ストレス解消の3点に目を向けてみましょう。

角質ケア&保湿をしっかり行う

古い角質が溜まっていくと化粧水などの浸透が悪くなりますので、まずは余計な角質を落とすことが大切です。
毎日のクレンジングや洗顔はもちろん、肌のごわつきを感じたときはピーリング化粧水などで角質を拭き取ると、化粧水の浸透が良くなります。

また、洗顔をするときは洗顔料をたっぷりと泡立ててから乗せ、泡の弾力を利用して押すようにしながら洗いましょう。
このとき手で直接こすらないようにやさしく洗ってくださいね。洗い流して水気を取ったら、化粧水で肌の水分を補給してあげましょう。
最後に乳液やクリームなどの油分でうるおいを逃さないようフタをすれば、スキンケア完了です。

生活習慣を改善する

夜更かしや暴飲暴食などの生活習慣に問題がある場合、ホルモンバランスが乱れてターンオーバーの周期が乱れ、角質肥厚を起こしてしまう恐れがあるといわれています。
早寝早起きをするようにしたり、バランスよい食事を心掛けるようにしたりすることでホルモンバランスも整い、ターンオーバーのサイクルが正常な状態に戻っていくでしょう。

ストレス発散を心掛ける

人はストレスを受けると、ホルモンバランスが乱れて眠りが浅くなり、睡眠の質が下がることがあります。
ターンオーバーは睡眠中に行われるため、睡眠不足になるとターンオーバーができず角質が溜まりやすくなります。
これを防ぐには、できるだけストレスを溜めない生活を送るよう心掛けることが大切です。
同時に、適度な運動をして体を動かしたり趣味を楽しんだりして、こまめにストレスを発散させましょう。

早めのケアで角質肥厚による肌トラブルを防ごう!

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角質肥厚を防ぐポイントは、肌のうるおいをしっかりとキープし、ターンオーバーが乱れないよう対策をすることです。
そのためには、余分な角質が溜まり始めたら早めに落としましょう。
また、角質をオフしたあとは、乾燥しないように必ず保湿を行うことを心掛けてくださいね。

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