ピリッと辛くておいしい「ししとう」に秘められた女性に嬉しい効果

2018年8月24日

さまざまな調理法があり、夕食やお弁当のおかず、お酒のおつまみとしても活躍してくれる「ししとう」。
ピリッとした程よい辛味がありつつ、甘みも感じさせてくれるのが最大の特徴といえますが、実はピーマンやパプリカと同じ種類の野菜で、女性に嬉しい栄養がたくさん含まれています。
一体どのような栄養が含まれているのか、おいしい食べ方とともにご紹介いたします。

ピリッとした辛さがクセになる「ししとう」の栄養とは？

先述している通り、ししとうは程よい辛さが特徴的ですが、これは辛味成分のカプサイシンが含まれているため。
カプサイシンには辛味による食欲増加効果があることで有名ですが、実はエネルギーの消費を促進させる効果も期待できます。
新陳代謝がアップするので、ダイエットをしたいという女性にはとても嬉しい成分です。

また、ししとうにはビタミン類も多く含まれています。とくに豊富に含まれているのはビタミンCとビタミンB6で、どちらも女性が気にする美容面に大きな役割を担っています。
ビタミンCはメラニン色素を抑えてシミやそばかすを防ぎ、さらにエイジングケアにも役立ってくれる成分。透明感のある若々しい肌をキープしたいという方には必須の栄養です。

ビタミンB6は、肌のもととなるタンパク質を分解し吸収する助けを行う成分。
肌だけでなく爪や髪ももちろんタンパク質でできているので、体の隅々まで美しくいるためにも必須な栄養素です。

さらに、ししとうはカリウムが多いのも特徴の1つ。カリウムは体の中にある余分な塩分や水分の排出を促してくれる栄養素です。
体内の塩分や水分のバランスが取りやすくなるので、むくみの解消に大いに役立ってくれます。
とくに女性はむくみで悩む方も多いもの。
マッサージや半身浴とあわせてししとうのカリウムを摂取することで、スッキリとした顔やボディを目指せるのです。

おいしく食べてキレイを目指す！　美容にいい「ししとう」の食べ方とは？

ししとうは油を使って炒めることで、栄養がアップするといわれています。
また、一般的にビタミンCは加熱することで失われやすいといわれていますが、ししとうに含まれるビタミンCは加熱調理をしても失われにくいのが特徴です。
もちろん長時間加熱をするのはNGですが、サッと火を通すくらいであればOK。
ししとうのおいしくキレイになるレシピをチェックしましょう。

ダイエット女子にぴったり！　ししとう×鶏ひき肉のヘルシー炒め

1. 1パック分のししとうすべてに爪楊枝などで数か所穴をあける
2. フライパンに油とニンニクスライス（1片分）を適量熱し、鶏ひき肉を入れて軽く色が変わるまで炒める
3. ししとうをフライパンに加えて1分程度炒め、しょうゆ（小さじ1）、酒（小さじ1）、砂糖（小さじ1/2）、豆板醤（小さじ1）を加えてさらに1分ほど炒めたら完成