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夏ならではの美容食!? ゴーヤに秘められた美容効果とは?

夏ならではの美容食!? ゴーヤに秘められた美容効果とは?

夏に旬を迎える食材や、暑い季節においしい料理はたくさんありますが、とくに夏を感じさせてくれる食材といえば「ゴーヤ」ですよね。
夏になるとスーパーでもよく見かけるようになり、食卓に並ぶ機会も増えます。

そんなゴーヤは独特な苦みが特徴的ですが、実はそれだけでなく女性に嬉しい美容効果をたくさん秘めている食材だということをご存知でしょうか。
一体どのような美容効果があるのか、ゴーヤに含まれる栄養素から紐解いてみましょう。

ゴーヤに含まれる栄養素とは?

ゴーヤといえば、やはりゴーヤチャンプルーが有名ですが、実はサラダや煮物などたくさんの料理に活用することができます。
そんな活用の幅が広いゴーヤには、以下のような栄養素が含まれています。

・ビタミンC
・ビタミンB1、B2、B12
・βカロテン
・鉄
・葉酸
・カリウム
・カルシウム など

ビタミン類をはじめミネラルもたっぷりと含まれていて、意外にもたくさんの栄養素が詰まっているゴーヤ。
次は、これらの栄養素のおかげで得られるゴーヤの美容効果について、詳しく見ていきましょう。

ゴーヤの美容効果とは?

首にニキビができたときのケア方法

・健やか肌をキープ
ゴーヤ1本にはレモン2個分ものビタミンCが含まれていて、しかも加熱に強いという特性を持っています。
先述している通り、ゴーヤを使った料理といえばやはりゴーヤチャンプルーが有名ですが、通常であれば加熱によって失われてしまうビタミンCが、調理後でも失われていないのです。
ビタミンCにはコラーゲンを生成したり、活性酸素を除去する働きがあるため、健やか肌のキープに大いに役立ってくれます。

・ニキビ改善効果
ゴーヤには体の熱を取り除く作用があるため、ニキビの炎症を鎮めるという効果も期待できます。
また、ゴーヤに含まれているビタミンB群は皮膚の健康を保ち、βカロテンは新陳代謝を高める効果が期待できるため、これらもニキビの改善に役立ちます。
熱を持ったニキビができたときは、ゴーヤを食事に取り入れてみましょう。

・便秘、むくみ改善効果
ゴーヤには不溶性食物繊維と水溶性食物繊維がバランス良く含まれているため、便秘の改善に役立ちます。
そして、ゴーヤに含まれるカリウムは、体内の余分な水分を排出させ、むくみを予防してくれます。
つまり体内の老廃物をデトックスさせたいという方にも、ゴーヤが最適なのです。

・ダイエット効果
ゴーヤに含まれる食物繊維は、食事に含まれる糖質の吸収をおだやかにしたり、脂質の吸収を抑えるという働きがあります。
夏に気になる脂肪を落として、ダイエットしたいという方にはぴったりの食材です。
また、ゴーヤの種には体脂肪の増加を防ぐ共役リノール酸が含まれており、これもダイエットをサポートしてくれます。
種を摂取する場合には、丸ごとミキサーにかけ、ゴーヤジュースとしていただきましょう。
リンゴやバナナ、はちみつなどを加えると苦味が和らぎますよ。

ゴーヤの独特な苦みに抵抗がある方もいるかもしれませんが、これだけの嬉しい美容効果を備えているとなると、食べないと損と言っても過言ではありません。
ゴーヤの苦みが気になる場合は、薄くスライスして水にさらしてから調理すると食べやすくなります。

今までゴーヤを敬遠していた方も、この夏は美容効果を得るためにも積極的に取り入れてみてくださいね。

 

 

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