美肌コラム|美肌ドクター

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今さら聞けない……「エイジングケア」の真実&方法とは

今さら聞けない……「エイジングケア」の真実&方法とは

エイジングケア、今ではよく見聞きする言葉ですが、そもそもどのようなケアのことを指すのかご存じですか? 効率的なエイジングケアをするためには、その概要や効果、ケア方法をくわしく知っておくことが大切です。理想的な肌を維持するために、エイジングケアについて深く探ってみましょう。

エイジングケアとは

エイジングケアとは、年齢に応じた肌のお手入れのこと。肌の状態は、年齢によって変化し、それに応じたケアが必要になります。日々のお手入れで肌本来の力を引き出し、悩みを緩和することがエイジングケアなのです。

エイジングケアは何歳から必要?

エイジングケアの始めどきは、一般的には20代後半からといわれています。これは、ホルモンバランスなどの影響で、20代後半から肌質が変わりやすいためです。
ただし、「20代前半からだと早い」「30代以降になったらもう遅い」というわけではありません。できるだけ早く始めることが大切ではありますが、肌に変化を感じたときこそ、本格的なエイジングケアの始めどきといえますよ。

エイジングケアの方法

洗顔方法を見直す

年齢を重ねるにつれて大きく変化するのが、肌の水分量です。加齢にともなって皮脂や保湿成分などが減ると、水分を維持しにくくなり、乾燥しやすくなります。
そんな変化に対応するためには、スキンケアの基本ともいえる洗顔方法を見直すことが大切です。洗浄力の強い洗顔料を使うと、必要以上に皮脂を落とし、保湿成分まで洗い流してしまうもの。年齢を重ねたら、うるおいを守って洗う低刺激の洗顔料にシフトしましょう。洗顔の回数は朝と晩の1日2回まで、肌をこすらず優しく丁寧に洗うことも重要なポイントです。

高保湿アイテムを使う

肌の乾燥を感じ始めたら、保湿アイテムも見直す必要があります。さっぱり系の化粧品を使っていた方も、しっとり系の高保湿アイテムに変えて、肌のうるおいを逃さないようにしましょう。
化粧水やクリームなどの基礎化粧品を見直しても物足りない場合は、美容液をプラスすることをおすすめします。美容成分が凝縮されたアイテムを使うことで、より効率の良い保湿が可能になりますよ。肌の水分量が保たれるとバリア機能が安定するため、赤みやかゆみなどのトラブル予防にもつながります。

紫外線対策を徹底する

実は、肌老化の原因の約8割は紫外線といわれています。しかも紫外線ダメージは、受けた分だけ蓄積されていくもの。早めの紫外線対策こそ、エイジングケアの基本といえるでしょう。日焼け止めを塗るとともに、日傘や帽子などのUVカットグッズで肌をしっかり守ることが大切です。紫外線は1年中降り注いでいますから、秋や冬も変わらぬUVケアを心がけたいですね。

酸化対策をする

酸化とは、細胞が錆びついてしまう現象のこと。紫外線で老化が進行するのも、そもそもは酸化が原因です。紫外線のほか、ストレス、睡眠不足、大気汚染、喫煙、激しい運動などが酸化を引き起こしますから、なるべくこれらを避けた生活を心がけましょう。ビタミンA・C・E、イソフラボンやセサミンなどのポリフェノールなどには酸化を抑える作用がありますから、積極的に補給することをおすすめします。

今さら聞けない……「エイジングケア」の真実&方法とは

”エイジングケア=手間やコストのかかるケア”とイメージされる方が多いかもしれませんが、実はそうでもありません。ご紹介した方法は今すぐ始められるものばかりですから、早速今日から取り入れてみてはいかがでしょうか。

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