シミを作らない! 紫外線の徹底ブロック術
年を重ねるごとに肌の悩みは増えていきますが、特にシミの出現にお悩みの方は多いでしょう。
シミのない美しい肌を作るためには日々の丁寧なスキンケアが必要ですが、それ以上に大切なのが、新しいシミを作らないように予防することです。
いくら朝晩のスキンケアを丁寧に行おうと、日中に紫外線を浴び続けていたらシミは増え続けてしまいます。
せっかくのスキンケアが台無しに。
透明感のある若々しい肌を作るためにも、シミの一番の要因といえる紫外線をしっかりとブロックしていきましょう。
新しいシミを作らない! 今日から始める紫外線ブロック術
UVBを防御するSPFの高い日焼け止めを塗る
一口に紫外線と言っても、実はUVAとUVBという2つの種類に分かれています。
UVAは波長が長く、肌の奥にまで到達してシワやたるみの原因になる紫外線。
UVBは波長が短く、肌の表面にダメージを与える紫外線。このうち、シミの原因を作るのは主にUVBです。
UVBを防ぐためには、SPF値の高い日焼け止めを塗ることがおすすめです。
長時間外にいるときや海水浴などのレジャーに行くときなどはSPF50+の日焼け止めを使用しましょう。
日常生活で少しだけ外に行くという場合はSPF30程度でも問題ありませんが、顔の隅々までしっかりと塗るようにしてください。
肌だけでなく、目から入る紫外線をブロックする
紫外線を浴びた部分にたくさんのシミができてしまう、というイメージがありますが、実は目から入った紫外線が原因で肌にシミができることもあります。
目に紫外線を浴びることで、メラニンを作るメラノサイトが刺激され、シミの原因となるメラニンが生成されてしまうのです。
たとえ肌にムラなく日焼け止めを塗っていても、目から紫外線が入るだけでシミができてしまう可能性があるということです。
このような目肌焼けを防ぐためにも、外出時にはUVカットの眼鏡やサングラスをかけ、さらにつばの広い帽子や日傘などを併用しましょう。
紫外線ダメージを抑える食材でインナーケアをする
紫外線対策を万全にしていたつもりでも、ついうっかりと日を浴びてしまうこともありますよね。
シミの原因となるメラニンは、紫外線を浴びた3日後から生成されるといわれています。
そのため、うっかり浴びてしまった紫外線のダメージを抑えるためには、3日以内のアフターケアが必須です。
肌を冷やしたり保湿したりの一般的なケアに加え、メラニンの生成を抑制してくれる食材を摂取して体の内側から紫外線対策をしましょう。
特におすすめなのが、トマトに多く含まれることで有名なリコピンです。リコピンにはメラニンの過剰生成を抑制してくれる働きが期待できます。
これからの季節は、シミの原因となるUVBの量がピークになります。
UVBはとても威力が強く、たったの数十分浴びただけでも日焼けなど肌トラブルを引き起こすことがあります。
ベランダで洗濯物を干すとき、すぐ近くのコンビニに買い物に行くときなども油断はできません。
外出する際には日焼け止めとサングラス、そしてUVカットアイテムなどをしっかりと使用して、紫外線をブロックすることが大切です。