美肌コラム|美肌ドクター

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保湿ケアだけじゃ改善しない……! 乾燥肌を潤わせる5つの方法

保湿ケアだけじゃ改善しない……! 乾燥肌を潤わせる5つの方法

「一生懸命保湿ケアをしているのに、なかなか肌の潤いが続かない……」とお悩みの女性は多いもの。
とくに冬の乾燥シーズンは、いつもの保湿ケアだけでは肌のみずみずしさをキープするのは難しくなっています。

そんな困った乾燥肌を解消するためには、保湿ケア以外の方法からアプローチすることが大切です。
具体的にどのようなケアをすれば良いのか、今すぐできる解消方法から詳しく探ってみましょう。

保湿ケア以外で乾燥肌を解消する方法

洗顔方法を改善する

保湿ケアの効果があまり実感できないという方は、洗顔方法を間違えている可能性があります。
1日に何度も洗顔したり、洗浄力の強い洗顔料やクレンジング料で肌を強くゴシゴシと洗っていませんか?
そのような洗顔をしていると肌本来の保湿成分まで洗い流されてしまうため、その後にどんなに保湿ケアをしても、潤いを感じにくくなってしまいます。

洗顔は多くても朝と夜の1日2回に留め、洗い心地がマイルドな洗顔料を使うことが大切です。
また、洗顔をするときには肌をこすらずに、洗顔料の泡を顔の上で転がすようなイメージで優しく洗いましょう。

部屋の湿度を保つ

空気中の湿度が60%以下になると、肌が乾燥しやすくなるといわれています。
夏場は比較的湿度が高いので気にする必要はありませんが、冬場は暖房などの影響で室内の湿度が低下しがちです。
肌の水分の蒸発を食い止めるためにも、加湿器をつけて部屋の湿度を60~65%の状態になるようにキープしましょう。
ただし、湿度が70%以上になるとカビやダニの発生を招いてしまうので、過度の加湿は避けてくださいね。

適度な運動をする

ウォーキングなどで適度に体を動かすと、じんわりと汗をかきますよね。
実は汗は肌に潤いを与えて、乾燥肌の解消に役立ってくれるもの。
運動で血行が良くなると肌に栄養や酸素が行き渡り、健康的な肌に生まれ変わりやすくなるのです。

ただし、汗をかいたまま長時間放置してしまうと、かえって肌が乾燥してしまいます。
流れ出た汗はタオルなどで優しく吸い取っておきましょう。

質の良い睡眠をとる

「たくさん寝れば寝るほど肌に良い」と思われがちですが、重要なのは「どれだけ寝たか」ではなく、「どれだけ良く寝られたか」ということ。
とくに、就寝後3時間の眠り方が大切なポイントとなり、眠りについてからの3時間を深く眠れば眠るほど、成長ホルモンが分泌されて肌の回復力を高めることができます。

そのためには食事をしてからすぐに寝ないこと、寝る1時間前までに入浴をすませておくことが大切。
また、PCやスマホなどの強い光を浴びると脳が覚醒し眠りが浅くなってしまうので、就寝前1時間は操作しないようにしましょう。

肌に潤いを与える栄養素をとる

肌に潤いを与える栄養素をとる

乾燥肌を解消するためには、食事から十分な栄養をとることも大切です。
とくに乾燥肌対策に有効な栄養素は、「タンパク質」「ビタミン」「ミネラル」「セラミド」「ヒアルロン酸」「α-リノレン酸」など。
良質な脂を含む青魚やナッツ類、こんにゃく、大豆、卵、緑黄色野菜を意識して食べることをおすすめします。
どれか1つに偏らず、何でもバランス良く食べることも心掛けてくださいね。

入浴後や洗顔後のスキンケアは乾燥肌対策に重要なものですが、あわせて日常の習慣にも気をつけることが何よりも大切です。
みずみずしい健やかな肌を目指して、毎日の習慣を見直しながら保湿ケアを続けていきましょう。

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