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ケア方法も変わる? 代表的なシミ4種類のケア方法

ケア方法も変わる? 代表的なシミ4種類のケア方法

気付いたら肌に出来てしまう「シミ」は女性を悩ませる大敵です。
出来てしまったシミを消そうとする方も、これからできるシミを予防したい方も、まずはシミの種類を知ってそれに合わせた対策を行う必要があります。
今回は代表的なシミ4種類とそれぞれのケア方法をご紹介します。

1 炎症後色素沈着

ニキビ跡や傷跡、火傷跡が色素沈着して出来てしまうシミのことを「炎症後色素沈着」と言います。
このシミはかさぶたを無理にはがしてしまう、または虫刺されによってできることもあります。
時間の経過とともに色味が落ち着き消えていくことが多いのですが、シミが出来ている状態で紫外線を浴びると、肌に残ってしまうこともあります。
その場合、ピーリング効果のある石鹸やピーリングジェルを使用する、皮膚科のケミカルピーリングの施術を受けるなどすると、肌の新陳代謝を促すことで改善が期待出来ます。
炎症後色素沈着ができてしまった場合は、極力紫外線に当たらないよう注意して、治るまでの期間は紫外線対策を徹底してくださいね。

2 肝斑

こちらは女性のホルモンバランスが大きく関係していると考えられているシミで、頬骨上に現れる事が多いです。
妊娠時や経口避妊薬の服用後、閉経後などに出てくることがあります。
女性ホルモンの乱れが主な原因と考えられていますが、このシミも紫外線や摩擦により悪化するので紫外線対策をしっかり行い、肌をこすって刺激しないよう注意しましょう。
ケミカルピーリングやレーザー治療などで治療する場合はリスクを伴うこともあるので、医師とよく相談して判断することが大切です。

3 ソバカス

西洋人や、肌の白い方に多く見られるシミで、肌に小さい茶色の斑点がたくさんできるのが特徴です。
大人だけではなく小さい子供にも見られ、顔だけでなく背中や肩に出来る事もあります。
また、遺伝的な要因が大きいとされているため、再燃しやすいと考えられています。
予防策としては、ビタミンCを多く摂取することが大切です。
食べ物だけでなく化粧水などにもビタミンC誘導体が配合されているものを選ぶなどして、積極的に取り入れてみてください。
できてしまった場合は、治療法について医師と相談するのが良いでしょう。

4 老人性色素斑

老人性色素斑

紫外線を浴びてメラニン色素が増え、肌の新陳代謝が鈍っているとメラニンが残りシミとなって肌に浮き出てきます。
この種のシミの対策としては、日ごろから日焼け止めを必ず塗って出かけるなど紫外線対策が大切です。
出来てすぐの場合は、美白化粧品が有効ですので、諦めずに丁寧なケアを心掛けて下さいね。
摩擦などによってシミの部分を刺激するとより濃くなってしまうので、極力擦らないように注意しましょう。

シミには沢山の種類がありますが、その全てに共通して言えるのはできてしまうとなかなか消せないと言うこと。
綺麗な肌を手に入れたいのなら、まずはシミの発生を防ぐための食生活や紫外線対策に力を入れましょう。

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