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しこりニキビの特徴って? 一刻も早く治すケア方法が知りたい!

しこりニキビの特徴って? 一刻も早く治すケア方法が知りたい!

ニキビには白ニキビや赤ニキビなど、さまざまな種類があり、名前によって見た目や症状が異なります。
その中で特に治りにくいとされているのが、痛みを伴うこともある「しこりニキビ」です。
実際に「しこりニキビができて、何週間も治らなかった……」という経験をした方も多いのではないでしょうか。
しこりニキビはどのような原因で発生するのか、早く治すためのケア方法とあわせて見ていきましょう。

しこりニキビの特徴とは

しこりニキビは「硬結ニキビ」とも呼ばれていて、赤く盛り上がるのが特徴です。
触ると痛みを伴うことが多く、おでこやあご周り、肩などにできやすい傾向があります。
そもそもしこりニキビは、ニキビの炎症が悪化することで発生します。
炎症によって皮膚の深い部分にまでダメージが及ぶと、コラーゲンが過剰に作られ、その部分が硬くなってしまうのです。

しこりニキビができる原因

血行不良

しこりニキビの原因には、血行不良が大きく関係しているといわれています。
体が冷えたり、ストレスをかかえたりして血行が悪くなると、体内に老廃物が溜まりやすくなります。
その影響で、炎症を伴うニキビができやすくなるのです。

腸内環境の悪化

便秘が続きがちな人も、しこりニキビができやすい傾向があります。
腸内に老廃物が溜まると有毒物質が発生し、それが血液を介して全身に行き渡ります。
その毒素が皮膚の炎症を引き起こし、しこりニキビを誘発してしまうのです。

ニキビへの刺激

発生時には小さなニキビでも、頻繁に触っていると、しこりニキビに悪化することがあります。
触れたときの刺激や、付着した雑菌によって炎症が悪化し、内部組織にダメージを与えてしまうのです。

しこりニキビのケア方法

運動やマッサージなどで血行を良くする

しこりニキビを改善・予防するためには、体内の血の巡りを良くすることが大切です。
適度な運動や入浴などで体を温めて、血液の流れをスムーズにしてあげましょう。運動はヨガやストレッチなど、ゆったりとした動きでできるものがおすすめです。
また、老廃物を排出しやすくするリンパマッサージも効果的です。
ただし、ニキビができている箇所のマッサージは、刺激を与えてしまうので厳禁です。
ニキビを避けながら、丁寧に行ってくださいね。

食生活を改善する

脂っこいものや甘いものを食べすぎていると、血液がドロドロになり、しこりニキビができやすくなってしまいます。
血液をサラサラにする青魚や野菜類をメインとした、バランスの良い食事を心がけましょう。
また、便秘が続いている場合は、乳酸菌や食物繊維を積極的に摂ることをおすすめします。
ヨーグルト、納豆、キムチ、根菜類、玄米などを、毎日の食事に取り入れてみましょう。

ニキビを刺激しない

しこりニキビを刺激すると炎症が悪化し、さらに治りにくくなってしまいます。
洗顔や保湿など、必要最低限のスキンケアのみを行い、それ以外は刺激しないようにしましょう。
丁寧なセルフケアを続けても炎症が収まらない場合は、皮膚科で診察を受け、専用の治療薬をもらうことをおすすめします。

夜の保湿ケアは朝よりも丁寧に

しこりニキビは体の内側から改善しよう

しこりニキビには、肌表面だけでなく、体内の不調が深く関わっています。
スキンケアだけでなく、インナーケアまで見直して、しこりニキビの改善につなげてくださいね。

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