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ニキビケアの前に知っておこう!ニキビの種類とそれぞれの症状

ニキビケアの前に知っておこう!ニキビの種類とそれぞれの症状

ニキビができてしまうと、メイクもできなくなりますし何より憂鬱な気分になりますよね。
早く治したいとニキビケアをすると思いますが、実はニキビにも種類があって、それぞれのニキビによってケアの方法も違います。
間違ったケアをしてしまうと、さらにニキビが悪化してしまうことも。
ニキビケアをする前に、ニキビの種類とそれぞれの症状を知っておきましょう。

ケア前に知っておくべきニキビの種類って?

ニキビにはいくつかの段階があり、その進行状態によって「行っていいケア」が違います。
肌にダメージを与えないためにも、まずはニキビの種類をチェックしておきましょう。

・白ニキビ
ポツッと白い膿のようなものがある白ニキビは、初期段階のニキビです。
皮脂や老廃物が毛穴に詰まって、盛り上がってしまっている状態で炎症を起こす前のニキビ。
不衛生な状態で放っておくと悪化してしまうので、きちんと芯から取り除けるのであれば排出してしまって構いません。
ニキビ専用のプッシャーなどを使って、極力肌に負担のない取り除き方を心掛けてください。排出した後はぬるま湯で洗い、保湿を徹底しましょう。

・黒ニキビ
黒ニキビは、白ニキビが酸化して黒く変色してしまった状態。
黒ニキビも白ニキビと同じく炎症を起こす前のニキビなので、悪化する前に芯からしっかりと取り除きましょう。
白ニキビに比べて硬くなっていることがあるので、排出前にホットタオルなどで幹部を温めて皮膚を柔らかくするとダメージも少なく済みますよ。

・赤ニキビ
赤ニキビは、白ニキビや黒ニキビが悪化して炎症を起こしてしまっている状態。
痛みやかゆみがともなうこともあります。
刺激を与えると悪化してしまい、ニキビ跡が残ってしまうおそれがあるのです。
炎症がなかなか収まらない場合は、医師の診察のもと皮膚科で処方してもらえる抗炎症剤などで炎症を鎮めるよう処置をするのもいいでしょう。
肌への負担が大きいリキッドファンデーションなどの使用は控えて、肌を清潔に保ってくださいね。

・黄ニキビ
黄ニキビは、赤ニキビが悪化して化膿し、皮膚の中に膿が溜まってしまっている状態です。
生え際や頬、あごなどにできやすいニキビで、跡が残りやすいので絶対に潰さないようにしましょう。
刺激の強い洗顔料やスキンケア用品は避け、ニキビケア用の化粧水や赤ちゃん用の洗顔せっけんなど低刺激なものを使って清潔にしてください。
なかなか治らない場合は、医師に診てもらうようにしてください。

・紫ニキビ
紫ニキビ

紫ニキビは、ニキビが最も悪化してしまった状態で、膿や炎症がいつまでも溜まっているときになってしまうニキビです。
他のニキビと比べるとニキビ周辺の皮膚が硬く、熱を帯びることがあるのが特徴。
紫ニキビまで悪化してしまったら、早く治そうと焦らず、まずは生活習慣を整えてください。
血の巡りがよくないと治りが悪いので、体を温める、適度な運動をする、便秘を解消するなど体の中からケアをしていかなければいけません。
こちらもなかなか治らない場合は、皮膚科に行って医師に相談してみましょう。

顔にできたニキビは気になると思いますが、白ニキビと黒ニキビ以外は炎症が悪化する前に皮膚科専門医に相談するなど、しっかりと処置をすることが大切です。
日々のケアはできるだけ低刺激の洗顔料やスキンケア用品で肌を守り、生活習慣を改めて体の中から治していくようにしてくださいね。

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