美肌コラム|美肌ドクター

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くすみにも種類がある! 覚えておきたい種類別対策法

くすみにも種類がある! 覚えておきたい種類別対策法

「なんだか肌がパッとしない」「もっと透明感のある肌になりたい」と、毎朝鏡を見ては考えている女性は多いもの。
実は肌のくすみにはいくつかの種類があり、種類に合った適切なケアをすることが大切です。
まずは自分のくすみがどういった種類なのかを知り、それぞれ対策を行っていきましょう。

加齢だけが原因ではない!

10代や20代の頃はくすみなんてほとんど気にならず、特別なケアは行ってこなかったという方も多いはずです。
しかし年齢を重ねるごとにくすみは蓄積されていき、30代・40代になると一気に気になり始めます。
しかし加齢と共に目立ってくるからと言って、くすみの原因は加齢だけではありません。
血行不良や乾燥、メラニン、糖化、毛穴の汚れや産毛などのダメージが積み重なることで、くすみとなって表れるのです。

種類に合わせた対策を!

はじめにお話ししたように、くすみを改善するためには種類に合わせたケアをすることが重要になります。
くすみの主な原因とその対策方法は以下の通りです。

◆血行不良によるくすみ
顔の皮膚は非常に薄いため、血行が悪くなると血管が目立ってしまい、青くすみとなって現れます。
冷え性の人は青くすみになりやすいため、体を温めて血行を促進してあげることがポイントです。
入浴や軽い運動を習慣にし、顔周りのリンパをマッサージすることで血行を促進してあげましょう。

◆乾燥によるくすみ
肌が乾燥してターンオーバーが正常に行われなくなると、古い角質が毛羽立ち、肌がくすんで見えてしまいます。
肌の乾燥を防ぐには、保湿に特化したスキンケアを行うことが第一。
洗顔後はなるべく早く化粧水を浸透させ、乳液でしっかりと覆ってあげましょう。
特に乾燥が気になる時は、スペシャルケアとしてパックを取り入れるのもおすすめです。

◆メラニンによるくすみ
紫外線を浴びると、肌は身を守るためにシミなどの原因として知られるメラニンを作り出します。
肌のターンオーバーが乱れているとメラニンが排出されにくくなり、透明感のないくすんだ肌になってしまうのです。
日ごろから日焼け止めをこまめに塗るなどの対策を取り、うっかり日焼けをしてしまった日には、たっぷりの水分で潤いを補給してあげましょう。

◆糖化によるくすみ
体内の糖質がタンパク質と結びつくことで、黄色っぽいくすみや、茶褐色のくすみを発生させます。
まずは食生活を見直し、バランスのいい食事を心がけるようにしてください。
飲酒や喫煙は控え、ビタミン類を積極的に摂ることが大切です。

◆毛穴の汚れや産毛によるくすみ
毛穴の汚れや産毛が増えると、肌が厚ぼったくなり、くすんで見えてしまいます。
毛穴にメイク汚れ等を残さないよう丁寧にクレンジングし、たっぷりの泡で優しく顔を洗い上げてあげましょう。
また、月に1回程度の頻度で産毛を処理してあげるのも忘れないでくださいね。

くすみ予防のカギは「保湿」!

くすみ予防のカギは「保湿」!

どの種類のくすみにも有効な対策は、保湿を徹底することです。
乾燥はすべてのくすみに結びつく大きな原因です。
その日その日で肌の調子を見極め、必要な水分をしっかりと補給してあげるようにしてください。

くすみの主な原因5つと、原因ごとの正しい対策方法をご紹介いたしました。
加齢が原因だから……と諦めず、しっかりと原因を見極めて対策を行ってあげましょう。
美しい透明感のある肌なら、毎朝のメイクがもっと楽しくなりますよ。

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